ちょびの歯磨きに
手こずり始めた2週間前
歯ブラシを口に入れようとすると
イヤイヤと顔を動かし
歯ブラシを持つ私の手を
手足で蹴り上げようとします
何度も歯ブラシが
ちょびの眼球に当たりそうになり
ちゃんとして！
ちゃんと しないと、
怪我したらどうするの！
口の中の異常は調べられないんだから
何かあっても 治療出来ないんだから
だからお願い 言う事を聞いて！
毎晩
こんなやりとりをしていくうちに
ちょびは
大きな奇声を発したり
私の指に歯を当て 威嚇する様になりました
歯磨きさせないなら もう知らない
あっち行って！
思い通りにならない
不安な気持ちが
私を感情的にさせ
ちょびを少し離れた所に
ドスン！
追いやりました
離れた所から私の様子を窺っていたちょびが
近づいてきて身体を摺り寄せます
言う事聞かないんでしょ
もう あっちに行って！
ちょびの身体を押して 突き放すと
ああーん あー
ああーあー
あーあー と
鳴き声でもない 叫び声を 何度かあげました
同じ様な事を
何度か繰り返した後
ちょびは とぼとぼと
少し離れた場所にあるクッションに凭れ
自分の手足をカジカジと
噛むのです
私は
食事を摂らない事や
薬を飲まない事 と同様に
検査できない
治療出来ない と言う事が
恐いのです
不安でたまらないのです
主治医にこう言われ
つい先日まで
5歳のあの頃を思えば
普通に犬生を終える事が出来るなら
どんなにいいだろう と思っていたのに
私は
いったい何をしてるんだろう
分かっているのです
ちょびは
病気を治したいとか
長生きしたいなんて思っていません
私の傍で こうして居たいだけなのに
病気や痛い、辛い症状より
ちょびが1番嫌なのは、1番辛いのは
私にこんな風に扱われる事なのに
いつもありがとうございます
これからも ぐうちょびを宜しくです (๑◔‿◔๑)～♡
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