現在 ちょびは余命宣告から 1年8か月目。
ぐうのオチンの相談をした時 微妙な沈黙が意外だった 
先生の中の乙女を見た 
ちょびの容態が悪い時 
『 母さん死んじゃう 』 と私が凹めば
 
『 死なないでっっ! 』 と 
茶目っ気たっぷりに合いの手をいれる
 
 
余命宣告された病院では 
 
良い事なんて 一つも言われなかった       
 
あんなに苦痛だった病院が
先生の 
『 何かあれば連絡ください 』 の一言で 
 
いつも救われた 
私は一人でないと思えた
 
先生の動物への熱心さと
愛すべき茶目っ気に魅了された
 
お姉さん先生は 
私の心に 痛いの痛いの飛んでいけ と
おまじないをしてくれたのだろう
 
先生と 
沢山色々なお話をして心の準備をしてきた
おまじないでどうすることも出来ないって事は 分かっていますよ
 
余命宣告から3ヶ月後。娘の名前を言うと立ち上がり喜べるようになった
 
ちょびとの今の生活を諦めていたから 
先生には感謝しかない
 
今日 伺おうか迷いましたが 
あの日 
せっかく泣かないでお礼が言えたんだから
ここでお別れにしよう
 
今日までありがとうございました
お疲れ様です 
また逢う日まで
 
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