8月。

短くて変な感じの生理がきたあと、診察に行きました。

「妊娠検査薬は試してみました?」

「一応は。でも陰性でしたし、妊娠している感じはしません」

というやりとりのあと見てもらって、

「うーん、妊娠はしてないみたいですね」というお答え。

まあね、そんなことだろうと思っておりました。


「短い生理は、クロミッドをやっているせいで

 ちょっと生理がおかしくなっちゃったのかもね」と先生。

今回もらったクロミッドを飲んでいないことを告げると

「もう5回くらいクロミッドやっていますし、そろそろ、次の段階に進んでみませんか?

 今飲んでいないのなら、数ヶ月クロミッドをやめて子宮を休ませて、

 その間にもう一度検査をするというのはどうですか?」と言う。


私が少し考えてから

「新しい治療を始めるのは、来年の春からにしてもらえませんか?」と言うと

その医者は「ぷっ」と噴出したのだった。


患者それぞれの理由があるので、「は?」という感じに噴出すのはあんまりだと思ったが

冷静に説明する。

「今の仕事は忙しくて、徹夜をすることもあります。

 次の段階に進むなら、お金もかかるし、環境を整えてから挑みたいんです。

 すぐには仕事がやめられませんが、春くらいまでにはなんとかできそうなので」

「ああ、そういうことなら…」

卵管造影などの痛い検査もある。旦那にもいろいろ協力をあおがないといけないし。


そしてまた、先生が今月で大学病院に帰ることになったと告げられる。

つまり担当の医師がやめてしまうということである

「次に私の代わりにくる先生も、私と同じくらいの女医さんですから…」

いやー、それが余計に心配なんですが。

同じくらいっていくつ?と思ったら、29歳だという。ううーん、ビミョー。


よくよく聞けば、この病院にも不妊を専門にしている医師が1人いるという。

ステップアップをするなら、やっぱり経験を経て、ちゃんとわかる人に診てもらいたい。

実はこの近くに個人病院もあって、

産科と婦人科を別にして分けて病院を持っているところがあるという。

待ち時間や腕はわからないけど、

パパと一緒に小さい子を連れて、おなか大きい奥さんたちと

一緒に待合室にいるより、よっぽどラクかもしれないと思ったり。

悩みどころです。

不妊というのが、精神的にどうつらいのか、理解してくれる先生って

少ないというのが、大病院に通ってよくわかります。


9月

いつもの周期よりも1週間くらい早く、また生理がきました。

これは、普通の量。

やっぱり子宮が疲れていたのかもしれません。


10月

続けられなかった漢方を、またぼちぼち飲み始めました。

毎食前1時間前に6粒飲む!という習慣がどうしても続けられないので

1日2回4粒ずつ飲めるといいねー、くらいの淡い習慣にしてみました。

最初、おなかがゆるくなったので、漢方のせい?体に合わない?と

思ったのですが、2日目以降は特に不快感なし。


がまた身ごもったという報告。

嬉しいながら、次は私が生みたかったなあ…と羨ましくもあり。

自分の子と、姉の子が、一緒に遊べるような年齢にしたいな、と。

まあ、欲張っちゃいけませんね。


昨日、久しぶりに新婚の友人(男性)と電話で話していたら、

「俺も嫁も35歳だからねえ、作るならすぐ作らなきゃと思っているし

もしかしたら、いなくてもいいのかな、と話しているんだよ。

でも作るにしてもねえ、あっちがねえ、ワーカホリックだから。

俺の方が仕事やめて家事したほうがいいんじゃない?ってくらい」と言う。

ずき。

まあ、うちも私がワーカホリックと言われてもおかしくないくらい

仕事で家にいられないことが多いですもんね…。

きついけど、すごくおもしろい仕事はしています。

でも、30歳(来年の春)まで、と決めました。

家にいるほうがいろいろ考えちゃって、ダメな感じもするんだけれど

とにかく「子どもを作る機会」を作るほうが優先、ですね。