生理がきて1週間くらいたったので、また病院へ行く。
本当は「生理が来たら」と言われていたのだけれど、生理中は結局超音波などができないので、長く待った末に経過観察だけで終わることが多い。
だから怒られるかなあと思いつつ、出血がある程度おさまるまで待っていた。


でも、今日は結局問診のみ
大学病院ゆえ、1時間半待たされて、診察3分。ふえん。
先生は行くたびに違う人だが、今日の先生はわりと好きな先生だった。医師って治療方針に違いがあって、本当に当たり外れがあるなと思う。


基礎体温を見せると、「注射した後は、ちゃんと体温が上がっているね」と言う。
私にしてみると、基礎体温はいつもどおり不規則な気がしたが、高温っぽい日が多いらしい。
「こないだ見たら、卵はちゃんと育っていたからね。あの注射をすると翌日に必ず排卵するんだよ。まあ、翌日じゃないときもあるけど。だからこれで体温が上がるなら、とりあえずクロミッドを飲まなくてもいいと思うよ」と言う。
この先生はとりあえず、いつも無理な治療は勧めないらしい。
これで、1ヵ月に1度注射を打ってタイミング法を繰り返せばよくなりそうだ。


ただ、気になることも言う。
「精子検査は、運動率がちょっと悪くて、奇形率も少し高いんだったね」
あれ?奇形率は正常だって前の先生は言っていた。そういう判断も医師によるのだろうか…。


せっかく来たので、ほかにもいろいろ聞いてみた。
子宮内膜症と言われてこの病院にやってきたのだが、検査のあと、ここの先生はなにやらほかの症状を口にしていた気がしたのだ。それを説明してくれないでいた。
聞いてみると、「子宮腺筋症じゃないかという結論だけれど、子宮の大きさはそんなに大きいわけじゃないんだよね」と言う。
子宮腺筋症?はじめて聞く言葉だったので、ネットで調べてみる。


http://www.ladys-home.ne.jp/faqsite/ans-files/FAQ-G/FAQ-G5.html

※子宮腺筋症
子宮内膜症によって起こる疾患。子宮内膜症は、子宮内膜が、本来の場所以外で生育してくることにより起こる疾患だが、このうち、内膜の生育が子宮筋層に限局したものを、子宮腺筋症と呼ぶ。
生理の時期になると子宮筋層内で内膜がはがれて出血を起こす。これが生理痛の生じる原因になる。また、内膜部分の混在により筋層の肥大化を起こし、子宮全体の大きさも大きくなり、このため子宮筋腫との鑑別が難しくなる。
子宮腺筋症の治療も、基本的には妊娠したような状態に持っていくか、あるいは更年期を過ぎた状態に持っていくようにすることが基本となるが、このうちの後者はエストロゲンを減少させると軽快するという点で、子宮筋腫と同じ治療法になる。
これが、腺筋症についての説明があまりされない、筋腫と同じ様な病気です、とだけしか説明されないという現状の不満の声の裏側にある理由と言えるものなのかもしない。しかも両者は良く合併することから、あまりきちんとした区別をなされないまま治療がなされているのが現状。


結局、やっぱり子宮内膜症の一種なのか。心配しなくてもいい程度ということになるのかな。
ほかのサイトでは、「不妊医療の中で行われる積極的な不妊治療、特に、注射タイプの排卵誘発は、子宮内膜症を悪化させる可能性が大きい」というようなことも書いてある。


もう、こればっかりは、何が正しくて、何が正しくないかはわからない。

しかし何で妊娠するかなんてのも、わからないもんだ。気にしないことにしておこう。


今月末に、姉に子どもが生まれる
不思議に、うらやましいという感じはない。かわいがってやろうと思う。子どもは好きだ。
でも、姉がまた恋人(夫)の次は、子どもに傾倒していって、まわりが見えなくなりはしないかと、少し心配している。
夫にも、兄弟にも、親にも、皆に平等に優しさを分けてやって欲しい。


治療費:220円