はじまりは自分とのパートナーシップ

 

自分を知る3つの鍵を手に入れ、

90日間で「想像もしなかった未来」に出会い

オンリーワンの幸せ体質に変わっていく

 

脳内デザインで人生を変えるコーチ

池谷直穂子です。

 

 

前回の投稿から随分と間が空いてしまいました。

 

 

すっかりご無沙汰していますが、私はその間、

チベットに行っておりました。

 

 

香港にいる間に、桂林や西安、敦煌など、

中国各地に行ってみたいと思っていたのですが、

コロナとその後のビザ問題でかなわず。

 

 

今回、一番行ってみたかったチベットのツアーに

香港時代の友人と夫と3人で参加した次第です。

 

 

チベットは個人旅行ができなくなっているので

人生2度目のツアー旅行。

 

 

そう言えば初めてのツアーも中国でした。

 

 

1986年の北京。目抜き通りは未舗装で、

現地の人達は人民服。交通手段は自転車とバス。

外国人は人民元ではなく兌換券で買い物をする、、

そんな時代でした。

 

 

高層ビルが林立し、5Gが飛び交って、

ブランド物で身を固めた人達が電子マネーで買い物をする。

今や北京や上海などの大都市だけでなく、

内陸部の都市もそんな風に様変わりしています。

 

 

ラサも思っていたよりずっと近代的な街になっていて、

漢民族が入り込み中国化をどんどん進めていますが、

チベット人の生活の中心が信仰であることは変わって

いないようでした。

 

 

ツアーは自分のペースで行きたいところに行けないし、

自分で作る旅の面白み、行き当たりばったりの面白みが

無いので私の旅の選択肢に入っていないのですが、

今回の旅はツアーもなかなか面白いと思わせてくれました。

 

 

旅の始まりは羽田空港。

7時半に集合して、まずは広東省広州へ。

 

 

フライト遅延があった上、4月から完全に事前の

電子登録情報で入国審査をすることになっているところ

スマホを持っていない参加者がいて入国に時間がかかり

トランジットの広州空港ではバタバタ。

 

 

余りに空港が広いので、走るのはちょっとキツイ。

中国南方航空のスタッフが電動カートを用意してくれた

お陰で乗り継ぎ便に滑り込みました。

 

 

青海省西寧に着いたのは20時過ぎ。

中国、広い。

 

 

翌日、西寧を観光し、世界で一番高いところを走る

長距離列車、青蔵鉄道に乗り込んだのが22時。

 

 

ラサに着いたのは、それからなんと21時間後でした。

 

 

全長1965Km、最高地点の標高は5072m。

  永久凍土のチベット高原ではチベットカモシカ、

チベット野ロバ、放牧されたヤクの群れなどの動物達、

標高6000mを超える山々、揚子江の源流や

琵琶湖の6倍もの大きさの湖などを見ることができました。

 

 

中国、本当に広い。

 

 

 

 

列車に乗車中、高山病の症状に苦しむ人がチラホラ。

 

 

私もうっすら頭が痛かったり、

動いていないせいもあるけど胃が重く、

食事は全く食べられませんでした。

 

 

でも、飛行機でラサに飛ぶより、

徐々に高度 順応していく列車の方が高山病には

なりにくいそうです。

 

 

まあ、とにかく長い旅だったので、

同じコンパートメントで寝起きした70代のW夫妻と

たくさんおしゃべりしました。

 

 

海外生活が長かったというお二人はチベット以外にも

ネパールや南米など、結構ハードな旅をされていました。

 

 

奥さんは超マイペースでおしゃべり好き。

旦那さんが話していることから急に違う話題を切り出したり

思いついたことをすぐ口にする。

 

 

すると、旦那さんがいちいちそれを制止して、

今はその話じゃないでしょ!とか、

そんなこと急に言っても聞いている人は分からないよ!

とか仰るのです。

 

 

それでも奥さんは口をつぐまず、楽しそうに話している。

 

 

家でもいつもこんな調子で、、、と旦那さんは

私達に申し訳ないと思っているようでしたが、

こちらは何だか漫才を見ているような気になりました。

 

 

毎日、四六時中そんなことを言われたら、

言われたことを気にして口をつぐみ、

言いたい事を言えなくなってしまう人もいるでしょう。

 

 

でも、この奥さんは気にせず、実に楽しそうに話している。

 

 

旦那さんの発言に逆らわず、争わず、でもスルッと

自分のやりたいことをする。

 

 

旦那さんが主導権を握っているようで、

奥さんのやったもの勝ちという感じ。

 

 

人のいう事は聞くには聞いて戦わないけど、私は私。

そう思えるのは幸せに生きるための一つの秘訣だと思います。

 

 

旦那さんも幾ら言っても糠に釘と、困り顔をしながら、

まあ、少女の心を持っている純粋な人だから仕方ないと

奥さんの個性を認めている。

 

 

何とも微笑ましいお二人でした。

 

 

行先もスケジュールも結構ハードな旅なので

もしかしたら私が最年長かもと思っていたのですが、

76歳のWご夫妻を筆頭に70代のお一人参加の女性が

あと2人。 

 

 

キツイから休もうかなあと言いつつも全行程

一緒に動かれたので、私もまだまだ大丈夫!と

枠を広げて頂きました。

 

 

旅の仲間はなかなかユニークな猛者ぞろい。

 

 

もう40年近くトライアスロンをやっていて

今年はミュージカルに挑戦するという男性は

人生の答えを求めてインドにいったけれど得られず、

チベットに来たそう。

 

 

退職して山岳ガイドをやっている男性は

真っ黒に日焼けして、これからチョモランマ登頂に

出かけそうな雰囲気を醸し出している。

 

 

一緒に行ったIさんは、香港で不動産関係の駐在員だった

のですが、帰国後、4月からグループ会社の社長になった

という50代の女性。

 

 

社長?大丈夫??と思ってしまうほど天然で、

親しみやすい人。

 

 

きっと周りの社員が「この社長は支えないと!」と

思ってしっかりするんだろうな、、

そしてこの社長の下でなら思い切って仕事できると

思わせるような新時代のリーダー像の一つを

見せてくれる気がします。

 

 

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池谷直穂子です。

 

 

 

 今日は先ほど、空に実に見事な大きな虹、

しかも二重のダブル レインボーがかかり

数分間目を楽しませてくれました。

 

 

 

 

ダブル レインボーは滅多に見られないそうで

幸運の印だとか。

 

ホルムズ海峡の封鎖は続き、国内ではあちこちで

地震、そして山火事と人災、天災のニュースに

心が痛みますが、大きな虹が大丈夫だよと日本を

祝福してくれているような気がしました。

 

 

東京の雨を岩手に連れて行って欲しいです。

 

 

さて、先週は伊勢、志摩に行っていました。

 

 

6年前、初めて伊勢神宮にお参りしたのですが

その時は日帰りで、夫婦岩の二見興玉神社、

伊勢神宮、瀧原宮を周っただけ。

 

 

今回は志摩スペイン村をスタート地点とする

ハーフマラソンに夫が出たので、スペイン村

で遊んだり、志摩のリアス式海岸の風光明媚な

景観、伊勢神宮をはじめ神話にまつわる聖地を

ゆっくり巡ってきました。

 

 

日本に帰国して以来、あちこち旅をしていますが、

今回もまた、日本の美しさ、日本人の心性を

改めて知る旅となりました。

 

 

志摩から伊勢に向かう途中に天の岩戸(恵利原の水穴)

があるのですが、山の中の名水が湧いている

小さな岩穴でした。

 

 

天照大御神が弟である須佐之男命の乱暴を悲しみ

隠れたという天の岩戸は日本のあちこちにありますが

一番有名な高千穂の岩戸と違って、伊勢の岩戸は

本当に小さい。

 

 

そこに神様を見て、祈り、大切にお守りする。

そんなところに行くと、日本人に生まれて

良かったなーと思います。

 

 

東京に住んで、自然からは遠い生活をしている

ものの、澄んだ空気、鳥の声、風や水の音に

包まれて、人間も自然の一部だという感覚が蘇る。

 

そんな気がするのです。

 

 

旅行中に「会話を楽しむブックラウンジ」に

参加したのですが、そこで紹介された本の一つが

「ぼくには鳥のことばがわかる」と言う本。

 

 

言葉を持つのは人間だけで、鳥はただ鳴いている

としか認識されていなかった常識を覆し、

シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて

文を作っているということを世界で初めて解明した

研究者、鈴木俊貴さんの科学エッセイです。

 

 

シジュウカラが好きで、もっと知りたい!

そういう真っすぐな気持ちで観察を重ね、

世界的な発見をし、動物言語学という

学問分野を開拓した鈴木さん、紹介してくれた

AさんのおススメてYouTubeを観たところ、

とっても魅力的な人でした。

 

 

その本の話を聞いて思ったのは、

「鳥が会話をしている」という感覚って

日本人なら普通に持っているのでは?

ということ。

 

 

人間第一主義で自然はコントロールするもの

という西洋のメンタリティーからすると

言語を持つのは人間だけだという前提で

動物言語学なんて発想は出てきにくいかも。

 

 

ドリトル先生の作家以外は(笑)

 

 

私が紹介した本は、今空海と言われた真言宗の

阿闍梨、中村公隆さんの本だったのですが、

なんと、その本の中にも

「動物、植物、鉱物すべて言語をもって

交信している。」という記述がありました。

 

そして、人間だけがことばを持っていると思うのは

驕りだとも。

 

 

人間も自然の一部。

自然に生かされている。

動物も植物も、人間と共に自然の構成員。

人間だけが特別ではない。

 

 

そう思った時、世界はもっと豊かに、

もっと広がって見えてきますよね。

 

 

そう言えば今日の虹。

 

 

シジュウカラが言葉を持っているように

虹だって何かを語りかけているのかも。

 

 

「大丈夫だよ。」

そう聞こえたのはきっと気のせいではないと

思っています。

 

 

 

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池谷直穂子です。

 

 

 

「あなたは差別をしたことがありますか?」

おそらく「ない」と答える人がほとんどだと思います。

もちろん、 私もそうでした。

 

でも最近読んだ一冊の本が、

その確信を静かに揺るがしました。

 

『差別はたいてい悪意のない人がする』というタイトル、

ドキッとしませんか?

 

 

だって差別なんてしたくないし、

しているつもりもない——そう思っていますよね。

 

 

その本によると、人は自分が持つ「特権」に

気づかないため、自分が加害者になる可能性を

考えない傾向があるといいます。

 

 

そしてその「特権」とは、自分にとっては

ごく当たり前のこと。

特権とすら気づかないものを含むんです。

 

 

例えば、我が家の最寄り駅には入口が三か所あります。

でもエレベーターがついているのは一か所だけ。

 

 

先日、その入口から大通りを挟んだ反対側で、

車椅子の人が坂道を一生懸命登っている姿を見かけました。

 

 

その人が電車に乗るには、大通りを渡り、

遠くのエレベーター付き入口まで行かなければなりません。

 

 

勤め人のようだったので、毎朝その往復をしている

のだと思うと、胸が痛くなりました。

 

 

普通に歩ける私には、どの入口からでも駅に入れる。

 

 

エレベーターのある側に住んでいることも、

歩けることも、私にとっては「何でもないこと」。

 

 

でも、ある人にとってはそれが特権なのですよ。

 

 

「全入口にエレベーターを付けると電車賃が上がる」

と言われたとき、特権のある側が反対票を投じる——

これが、悪意のない差別につながっていく構造です。

 

 

同じことは、枚挙にいとまがない!

 

 

MeToo運動が盛り上がったとき、

熱心に活動する人の中に

「女性差別を受けてこなかった人に

私たちの苦しみはわからない」とトランスジェンダー

女性を排除する動きがあったといいます。

 

 

でも、トランスジェンダー女性には「私は女性です」

と言えない苦しみがある。

 

 

性自認が女性である私にとって、外で女性用トイレに

入ることは当たり前のことです。

 

でも、それもまた特権。

見かけが女性でない女性は入れないから。

 

 

尊重されない痛みを経験した人が、

別の痛みを抱える人を尊重できなくなる——

その悲しい連鎖は、自分の特権に気づかないこと

から生まれます。

 

 

もう一冊、同時期に読んでいた『多様性との対話』にも、

はっとする場面がありました。

 

 

視覚障害者のための美術館の音声案内を作るという

課題に取り組んだ大学生たちが、(私も!)

「視覚障害者が美術館に来ること」を考えたことも

なかった、という事実に愕然とするのです。

 

 

悪意はない。ただ、想像が追い付いていなかった。

これもまた、悪意のない差別と言えそうです。

 

 

「わからないことをわかっていないと、

わからないことはわかりません。」

 

 

以前このメールで紹介したドラマ

『テミスの不確かな法廷』のセリフです。

 

 

この言葉が、ずっと頭に残っています。

 

 

自分にはわかっていないことがたくさんある。

その前提に立って、謙虚に自分の特権を探してみる。

 

 

違いのある人に

「もし失礼があったらごめんなさい。

あなたのことを教えてください」

という気持ちで向き合ってみる。

 

 

一人ひとりのその小さな一歩が、

多様性を活かした豊かな社会につながっていく

に違いない。

 

 

誰にでも、特権も、その欠落もあって

お互いさまなのだから。

 

 

そんなことを考えさせられた本との出会いでした。

 

 

本との出会い、いいですよねー。

 

そこで告知です。

 

4年目を迎える、も族大学の

「会話を楽しむブックラウンジ」

 

4月18日(土) 21:00-22:30に開催します。

 

 

誰でも楽しめ、人と人をつなぐ温かい場、

本を読んで紹介したい人も、

読んでいなくて話を聞きたい人も、

耳だけ参加も大歓迎です。

 

いつものようにZoom開催

どなたでも予約無し、無料で参加できます。

 

 

こちらからお入り下さい!


https://us06web.zoom.us/j/85448296166...

ミーティングID: 854 4829 6166
パスコード: modai

 

 

 

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池谷直穂子です。

 

 

 

先週末、我が家で1か月弱のホームステイをした青年が

アメリカへ帰って行きました。

 

 

和食好きの心優しく誠実なナイスガイ。

こちらでは十分な筋トレができないこと以外、

生活を楽しんでくれました。

 

 

何でも美味しいと平らげ、

同い年の我が長男とつるんでカラオケに行ったり、

自転車で都心を走り抜けたり。

 

 

緊張が解けたステイ3日目頃からシャワー時に

鼻歌が出て、それがどんどん大きくシャウトに

変わって行きました。(笑)

 

 

自宅にいるように感じてくれていたみたい。

今週は家が静かに感じます。

 

 

インターンとして小さな子供達のスプリングキャンプの

コーディネーターをしに来日した彼。

 

 

繊細で些細な失敗(と彼が感じること)に

落ち込むタイプなのだと後からお母さんに聞きましたが

キャンプ中にそれは卒業できたかも。

 

 

1,2週目は子供の数も少なく、慣らし運転ができました。

毎日帰ってくると

「今日も楽しかった。上手く行った!」と元気に話して

いました。

 

 

ところが、春休みが始まって子供達の数が一気に増えた

3週目にスタッフが1人辞めたそうです。

 

 

ちょっと疲れた顔で帰宅したので声をかけると、

リーダーとして重責を担って体と言うより

メンタルがちょっとシンドいと話してくれました。

 

 

いろんなトラブルがあって

「小さい子供は予測不能だ」とため息をつくので、

だから面白くて、その仕事やりたかったのでは?

と言うと。

、、、そうだった!と原点回帰。

 

 

あなたはどんな子供だったの?と聞くと、

プリントを早く仕上げた後はウロウロ歩き回る

子だったとのこと。

 

 

自分も予測不能の生き物だったことを思い出しました。(笑)

 

 

参加者の中に自閉症の女の子がいたのですが、

その翌日、何が原因だったのか、工作の時間に

持っていたハサミを振り回し暴れ出したのだそうです。

 

 

その子を落ち着かせようと必死になったけど、

ベストな対応ができなかったと少し沈んだ様子で

話をしてくれました。

 

 

「そうか、それは大変だったね。

 

でも、自閉症のお子さんのケアには特別な知識と

経験が必要でしょ?

そんな状況に対応するのは本当に難しいことだと思うよ。

良くできたねー!」

 

と話すと、インストラクションは受けていたとのこと。

 

 

インストラクションを聞いてすぐにできることと

そうじゃないことありますよね。

 

 

私には聞いただけでできることではないと思えましたが

彼は上手く対処できなかった自分を責めていました。

 

 

「みんな後から「あの時こうしていれば良かった。

何故そうできなかったんだろう?」って思うのよね。

 

 

でも、それは言ってみれば後知恵。

後から落ち着いて考えて出てきたこと。

咄嗟の判断では出てこないのよね。

 

 

あなたはその時のベストを尽くしていたんじゃない?」

と言うと「そうかもしれない。」としばらく考える。

 

 

「後から考えて、もっとできたとか思ったとしても

やったことは実はその時のベスト。

誰でもそう。

 

 

だから後悔する必要はないよね。」

 

 

「今は後悔するより」と言ったら気を取り直した顔で

「次に同じようなことが起こったらどうするか?を

考えることだね。」と唱和してくれました。

 

 

そうなんです! その通り!

それじゃ、次どうする? それだけで良い!

 

 

それが腑に落ちてからは、すごく良い経験が

できたのだと思い直し、

 

その子をケアしながら

他の子達にも気配りできたこと、

前日は落ち着かず、トラブルを起こしては泣いていた

子供が工作に集中できるようにリードできたことなど

上手く行ったこともたくさんあったと振り返っていました。

 

 

「その自閉症の子にとっては、

初めて場所、初めての人。そこにいること自体が

チャレンジなんだろうね。」と言うと、

 

 

ここ数年毎年参加している子なのだけど、

最初は他の子と一緒にいることもできなかったらしい。

 

今はみんなと一緒にいて、やりたいことに

取り組めるようになっている。

そんなふうに、その子の変化を喜んでいました。

 

 

そして「ミネソタに戻ったら、仕事が楽に感じられる!」

と笑顔に。

 

 

本当はもっと上手くできたのに、、。

それは実は幻想。

そう思っても実はベストを尽くしていた。

 

そしてそう思うのは自分に期待しているから。

 

 

後からこうすれば良かったと思う策を思いつくのは

その策が既に頭の中にあるということ。

自分への期待は50%は満たされている。

 

 

後はその策を自由に引き出せるよう、

経験を重ねるだけ。

 

 

それができるようになっても、

また、「ああすれば良かったのに、、。」と

思うような事態になる。

 

今度はもっといい策をまた後から思いつく。(笑)

 

 

私達、みんな進化成長のただなかにある。

 

 

今やっていることが今のベスト。

そして伸びしろだらけ!

 

 

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 昨日は、発達障害を抱える男子2人を育て上げた

お母さんとお話をしました。

 

 

「まだ二人とも家にいるので、早く自立して欲しいと

思っているけれど、いつになることやら。」

特に焦った様子もなく、穏やかにそう話していました。

 

 

以前は二人の予測のつかない行動にハラハラ、

周りの人に何と言われるかが怖くて金切り声をあげて

ばかりだったそうです。

 

 

口癖は「普通は!」

 

 

普通はそんなことしないでしょ!

普通じゃ考えられない!

できるでしょ、普通!

 

 

特性のある子供達に、自分にとっての「普通」を

当てはめて責めるような、追い立てるようなことを

してきた。

 

 

今は大分緩んでいるけれど、まだまだそういうところ

あるのだと話してくれました。

 

 

でも、長い時間をかけて、そんな自分に気づき、

ご自分と息子さん達を受け入れてこられたのでしょう。

 

息子さん達にまつわることは、課題ではあっても

問題ではなくなっているご様子。

 

 

素敵です。

 

 

その状態に至るまで、息子達を「教育しよう」

として壁にぶつかり、怒ったり、落ち込んだり、

自分を責めたりと、どれだけの葛藤を抱え、

悩み苦しんでこられたことでしょう。

 

 

私にも心当たりがある!

 

 

多くの親は多かれ少なかれ同じような経験を

しているのでは?

 

 

普通。

普通ってなんでしょうね?

 

 

自分にとっては当たり前のこと。

正常、標準的というニュアンスがあるな。

 

 

だから、そこから外れると異常という感じが

にじみ出る。

 

 

最初に出会う大人=親の感覚や、学校などの集団、

世間で何となく、でも、当たり前のように

標準化されている「普通」から外れることがあると

自分のことをどう感じるだろう?

 

 

私のように、自分のことを普通だと思っていて、

他者からも普通だと思われているだろうと自覚している

人間には分かりえない疎外感や、悲しみ、自責の念など

感じなくて良いはずの感情を抱く人が多いでしょう。

 

 

私にとって「変わっている」は個性的という誉め言葉。

でも、そんな感情を抱いている人には責め言葉かも。

 

 

自分を普通だと思っている人間が放つことばが

無自覚に人を傷つけている可能性はかなり高そうです。

 

 

でも、その「普通」の基準は一体なんだろう??

違う文化に入ったら、自分の普通は少なからず

崩れてしまうはず。

 

 

そんなはかないものに囚われ続ける必要がある?

 

 

先日、小学校でフェミニズムとジェンダー教育を

行ってきた星野俊樹さんの「とびこえる教室」という

本を読みました。

 

 

星野さんは、家に代々伝わる学業で秀で、権威ある

仕事に就くという価値観をお父さんに押しつけられ、

虐待されながら勉強漬けの生活を送る子供時代を

過ごした人。

 

 

そして、性自認は男性で恋愛対象も男性の世間で言う

性的マイノリティー。

 

 

自由な校風の大学でフェミニズムに触れ、

自分の生き辛さの原因と向き合ってきた人です。

 

 

フェミニズムは元来、女性の権利を主張するもの

でしたが、今は「男らしさ」「女らしさ」といった

ジェンダー規範を問い直しことに加え、性別だけでなく

人種や階級、性的指向などの複合的な差別を解消し、

誰もが不当な扱いを受けず、自由に生きられる

社会を目指すとしています。

 

 

形にはまった普通を基準にせず、多様性を認めることも

フェミニズムに通じますね。

 

 

星野さんは言います。

 

「フェミニズムを学び、ジェンダー平等について

考えることは、自分自身を新たに発見し、

他者に対する理解を深めることに繋がります。

 

自分や他者の多様な側面を発見し続けることは

時に痛みを伴いますが、純粋に楽しいものです。

 

偏った「らしさ」にとらわれることなく、

しなやかさを持ち続けることは、人間の多様な

幸せを理解し、祝福することにもつながります。

 

 

それはとりもなおさず、自分の人生を祝福すること

でもあります。」

 

 

こんな先生と一緒に「普通」を飛び越えて考える

力を身に着けた子供達は幸せです。

 

 

大人は負けていられません。

 

 

自分の囚われに気づき、枠を広げ、自分にも

人にも柔らかい目を向け尊重しあいたい。

 

 

そうすることは星野さんが言うように、

自分を祝福することにつながるし、何より楽に

生きられるから。

 

 

 

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