我が家の小学4年生の娘、
えびね(仮名)が、

「タトゥーってカッコイイね!」

と言い出しました……!!



え、もうそういう道に魅かれちゃうの?

まだ9歳だよ?





「あ~、タトゥーってさ……」

入れちゃうと簡単に消せないし、
温泉やプールでは隠さないといけないし……。
ネガティブワード……

と、言いそうになったところで、




「否定から入っては楽しい会話にならない」

と思い出した私。



入れてる人は

ちょっと『尖ってる』人のイメージ。


と言う私の価値観を押し付けては

えびねが

なぜタトゥーと言い出したのか

永遠に分からない。





「ほうほう、どんなタトゥー?
ペーパータトゥーなら、
気分でデザインを変えられて良いよね~」


 

 




「ペーパータトゥー、知ってる。
えっとね、こういうデザイン」

あれ……、このデザイン、
見覚えがあるぞ……???

「えびね、このデザインどう?」
「あ、カッコイイ!」



それは
私が以前仕事をしていた
インディアンジュエリーの
ホピ族のデザイン。

インディアンジュエリーを
ご存じない方は
『ホピ族』のデザインは馴染みがないかも知れません。

シルバーを2枚合わせて、
細工するオーバーレイという手法の
シルバー✕黒のデザイン。


 



 

 



 

 



 

 



あ、これをカッコイイというセンス
完全理解


タトゥーをいきなり否定しなくてよかった……。



「お母さん、持ってる」
「ちょうだい!!」
「え、嫌……!
お母さんの大事なものだもん!!」

「……お母さん、私とどっちが大事なの?」
何ということを言い出すんだ!

「その比較は卑怯……!
えびねの方が大事だけど
インディアンジュエリーは
お母さんの宝物だから、
簡単にはあげられない!!


「お母さんの宝物は私でしょ!!」
ヒドイ理論でゴリ押ししてくる……!誰に似たんだ!!


そうだよ!
そうだけど、今はダメ!!
えびねが大人になってから!!


「じゃあ後でチェックさせて」


え、物色するの?


「……後でね」


私の宝物の一部……。


私の宝物を持っていかれる日も近いかも……!!