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ただ笑うだけで可愛かった頃の娘
我が家の9歳の娘、えびね(仮名)。
最近、観察力に磨きがかかってきて、母もたじろぐことがあります。
「えびね、タブレット床に置かないでって、いつも言ってるよ」
「分かってる〜」
「だったら片付けて」
「分かってる〜」
からの、数分後。
「えびね?」
「分かってる〜」
の1時間後……、母、プチ切れ(あくまでプチ)。
「えびね!?タブレット踏み抜くところだったよ!!」
説教コースに入ると思いきや……。
えびねはササッと片付けて、
「ごめんなさい」
「すぐに片付けられるのに、何で行動しないの!だらしないよ!!」
「片付けたじゃん……、お母さん、私のこと嫌いなの?」
面倒くせぇ彼女か!!
「そこに好き嫌いの話は存在しません」
「私には大事なことだもん」
上目遣いで見られれば、こちらの気持ちを削ぐには十分な反撃。
このように小狡い手法を身に着け、対抗してくるのです。
※ちなみに、母はえびねをわざと力強く抱きしめ、「大好きに決まってるよ?言うこと聞かなすぎてどうしてくれようって思ってるけど!」と締め上げます(勿論、力加減はしてます)。これが今のところ1番スマートな躱し方……。
恐ろしいですね……。
旦那はこれをやられると感情的になってしまって、説教が長くなるので、えびねは旦那にはあまりやりません。
計算高い子になってしまったな……(遠い目)。