9歳娘を肩車する旦那。基本仲良し。基本……。
※写っているのは我が家ではありません!

我が家の9歳の娘、えびね(仮名)は、最近口撃力

が上がってきて、父親を同じ土俵に引きずり落とし(一緒のところまで落ちちゃう旦那よ……)、怒った旦那に怒鳴られることもあるのですが。



頑固な旦那(ただし筋は通す)VS甘えたな一人娘(都合が悪いと『お母さん〜、またはお父さん〜と怒っていない方に泣きつく)。

なるべく両親同時にえびねを怒るような真似はしないように気をつけているのですが、田舎のおばあちゃん的な仲裁はしません。

「まあまあ、いいじゃないの、えびねも反省してるわよ~」

みたいなアレですね。

旦那に怒鳴られたえびねがシクシクしていると、私の出番です。

「えびね、おいで」

と、旦那から見えない場所に引き離します。

『アンタは大人なんだから、怒鳴らないで叱れるでしょーが!』ビームを目から出して旦那を睨みつつ、えびねを寝室に誘導です。

ウチが狭くて、孤立する空間が寝室になってしまうという理由もありますが、リラックスできるからです。

えびねが気持ちを吐露し易い場所、ということですね。

寝室なら沈黙していても、圧を感じにくいでしょうし、落ち着けば話してくれます。

気が昂っている間は、なるべく近寄らず
、被害妄想の強い動物を相手にしているような余裕を持って対応できればなお良いのですが。

無理ならスルー。

あんな、ナウシカとテトの出会いのように、すぐに心を開いたりしてくれませんから(分からない方は、ぜひ不朽の名作『風の谷のナウシカ』をご覧ください)!!


 

 



ここでえびねが荒ぶる心を収められないと、二次被害が出てしまうので、母は退場

(母がブチ切れたり、えびねがイライラしてつい手が出て母を叩いちゃったり……)。



寝室を退場して、気持ちを落ち着けるために、大体私はトイレに直行です。

このタイミングで旦那の言い訳を聞いたら、怒鳴ってしまうでしょう。

怒鳴るのって、相手を萎縮させて思い通りにしたい気持ち、大きな声を出してストレス発散、そして、怒鳴っても許してもらえる甘えているんですよね。

(旦那はえびねに怒鳴ることは甘えだと認めないでしょうけど……)

トイレで気持ちを切り替えつつ、

『ドラマで見る聞き取り部屋は、理に適っているんだろうな……。白い壁。テーブルとイス以外何もない部屋。テーブルに必ずあるライトも、取り調べ相手に近づければ光で周りが見えなくなるし、思考も鈍る……。そうやって追い詰めるんだろうな……、恐ろしや恐ろしや。草花であふれる癒しのカフェで取り調べとか、見たことないもんな〜』

ま、全てテレビや映画での知識なので、実際取り調べられたことも、取り調べたこともないので、あくまでも想像ですけど。

『いやまて、カフェで取り調べをしたらどうなるんだろう……?ほんわか癒されて、ペロリと自白するかも?いや、警戒するか??』

とりとめもない妄想で気持ちを変えて、再びえびねの取り調べ……、じゃない、気持ちを聞きに寝室に戻るのでした。

リラックスできて、色々話せる空間があると、大人もそうですが、子供も話しやすいのかもしれません。

(取り調べ室のことは忘れてください……)