もう、お話を読んでもらうと言うお年頃でもない4年生。

そんな難しい学年の、娘のクラスの読み聞かせに行ってきました。

3年までは「楽しい」ということが前提の、主に紙芝居を読んでいたのですが、今回は初・小説です。

夏目漱石の「夢十夜」
一夜ごとで区切ってあるし、読んでちょうどいい長さかなと。


 

 



一応、最近私が好きな「小惑星探査機『はやぶさ』」の話も持っていきました。


 

 

はやぶさ……、最後はウルッとします


しかしまぁ、はやぶさの話は長いですから。上手く多数決で夢十夜に誘導。

絵のない、話を朗読されるだけって、乗れない子はつまらなかったでしょうね……。

ぼんやり窓の外を見ている子も多かったです。

夢十夜は全体的に、生と死を感じさせる暗いお話が多く、読んだ第七夜も暗い話。

1人で大型客船に乗っていて、周りに対して興味もなく、行き先も分からず、いつ陸に上がれるかも分からない。

主人公はあまりにもつまらないから、死んでしまおうと決心し、船から飛び降りた瞬間、(あ、やめておけばよかった!)と思うお話。

難しかったかな〜。

いやいや、もう受験する子はこのくらい読んでるよね!と思いつつ読んだのですが。

クラス中に視線を向けながら読んでいて、何が残念かと言うと、ウチの娘が1番ぼんやりしていたことでしょう……!

だから本を読もうといつも言っているのに……!

理解しなくて良いから、何かを感じ取ってくれ!!

そんながっかりなお話でした……。