早朝によく近所の神社の前を通ります。ここの神社は参拝する人が年毎に増えているように感じます。人の心は何かを感じて何かを求めているんでしょうか。であればそれこそ何か?

気象変動の時代ではあるけれど、もっと広くみれば天変地異の頻発する時代に突入したのではないかと思います。そしてコロナ禍の時代です。人はひとつ1つ対応するはずですが、頻発すれば並行して戦わなければなりません。できるのでしょうかこの政治でこの社会で、といってもやらねばなりません。できないとすべての存在自体が脅かされてしまうからです。社会構造にいたってもそうです。この構造でやっていけるのかどうか検討の余地はあります。

 

ここへきて人の心は何かを感じて何かを求めるようになったのかもしれません。抽象的な言い方ですが宗教とか思想とかではなくて、見えてきたことに忠実になろうとしているのかもしれません。現代のパンとサーカスからも意識的に距離をとりながら心の目を開こうとしていると思うんです。人の進化とはこういう微妙な振動のような予兆からくると考えますが、皮肉にもこんな嵐のような状況の中で始まるのだとすればなぜか心配です。