クロナゼパムの動物実験と臨床試験 | ゴンザレス(gonzales2016)のブログ

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私は以前から、なぜベンゾ(例:クロナゼパム(商品名:リボトリール、ランドセン))のような身体依存性のあるクスリが薬事承認されたのかという疑問を持っていた。

 

この疑問を解消するため厚生労働省に文書開示請求を行った。

 

 

製薬会社が厚生労働省に提出したクロナゼパム薬事承認申請文書の一部(製造承認申請書、クロナゼパム概要書)が黒塗りつきで入手できた。

 

動物実験(イヌとサル)では禁断試験(クスリを被験動物に投与してから一気断薬させる試験)を実施しており、離脱症状が生じる(≒身体依存が生じる)ことが確認されていた。

 

臨床試験(もちろん人間)では禁断試験を行っていないので、人間に身体依存が生じるかどうかは不明なままであった。おそらく製薬会社は臨床試験を実施すれば人間に身体依存が生じることを予見していたので、臨床試験での禁断試験を省いたのだろう。

 

しかしクロナゼパムが市販されたときの添付文書には、大量連用でまれに薬物依存が生じるというような極めてかるーい注意が記載されていただけであった。

 

製薬会社や厚生労働省は正気か???