右膝の手術を受けて少しよくなっても、左膝も同じ道を辿るだろうし、今後の仕事を

考えると、もう立ち仕事は難しいかもしれない。

コロナ以降、在宅ワークが増えており、いろいろ求人を見てみた。

どれもきっとパソコンに長け、入力業務に慣れていたり、翻訳となるとかなりの勉強と

経験を積まなければできそうもない。

 

日本語教師の仕事を本格的に始めるべきなのかもしれない。

以前、オンラインレッスンのサイトに応募してみたが、結局返事はなかった。

韓国で運営されているサイトで、教える相手も韓国人ということで、韓国語がどれぐらいできるか「全然できない」「初級」「中級」「上級」とあり、自分のレベルがどれぐらいかわからず、控えめに「初級」にチェックを入れた。

 

そこで、はたと、いったい自分の韓国語レベルはどれぐらいなんだろう、と思った。

日本で行われる「ハングル検定」なるものは3級合格している。

しかしこれは、英検みたいなもので、あくまでも日本ベースの検定試験だ。

ならばTOEICやTOEFLのような世界共通の試験を受けなければ意味がない。

韓国語には、TOPIK(韓国語能力検定試験)というものがあり、日本では4月、7月、

10月の年3回行われている。

よし、10月にTOPIKを受けてみよう。

 

ハングル検定は、問題は日本語だったが、TOPIKは全て韓国語だ。

1,2級は初級レベルで「聞きとり」「読解」で、3~6級はさらに「作文」が加わる。

過去問を試してみたが、めちゃくちゃ難しかった。いかに自分の単語力がないか、思い知らされたようだ。

 

確かに、ドラマのセリフやバラエティの動画なら、だいたい見ればどんなことを話しているか、なんとなくわかる。でも、ニュース番組を見るとチンプンカンプンだ。

新聞やニュースに出てくる単語をほとんど知らなかった。

さあ、どうしよう。10月に受けたいと思っているが、間に合うだろうか。

もちろん5級や6級が取れるとは思わないが、なんとか3級、いや欲を出して4級は

受かりたい。

 

学生に戻ったように、ノートに片っ端から単語を書きまくった。何個か書いた後に、

自分で小テストを作ってみたが、覚えていない!こんなに記憶力も低下していたのか、

と落ち込んでいる暇はないので、勉強法の動画を見てみた。

するとやはり、時間のない時にノートにひたすら書いて覚えるのはやめた方がよいと。

とにかく、過去問の文章を何度も読んで、覚えていけというやり方が多かった。

 

読むのがすごく遅くて、聞き取りでは、聞いて理解しながら問題を読むという作業が

至難の業だった。時間も短い。これはやはり知らない単語が多いからだと思う。

大変だ‼10月までにどれぐらい覚えられるだろう。

知恵熱が出そうなぐらい、朽ちかけた脳をフル回転させている。