韓国ドラマ「涙の女王」が昨日最終回を迎えた。
あの大人気ドラマ「愛の不時着」を生み出したパク・ジウンが脚本を書いており、
財閥の殺伐とした家庭環境で育ち、恋愛より仕事に懸ける冷血なヒロインが、純朴で直球どストライクな青年のゆるぎない愛情で少しずつ変わっていくという、似たような展開だった。
本国で土日の夜放送されており、その数十分後にNetflixですぐに見られるとあり、
毎週楽しみに見ていた。
すでに10話ぐらいまで進んだ頃、次女が最近見始めたと言った。
そしてその翌日には放送済みの回まで全て見終わったと聞いて、すごい嵌りようだなあと驚いていた。
それからは、放送当日に一緒に見るようになった。
だいたいバイトから帰るころの放送だったので、次女は大急ぎで晩ご飯を食べ、風呂に入ってテレビの前に滑り込んできた。
明るいラブコメだけではなく、やはり財閥の後継者争い、はたまた企業の乗っ取りなど
血なまぐさい展開もあり、悪役の悪事に次女は本気で怒り、暴言を吐きながら見ていたのがおもしろかった。
ドラマ鑑賞がきっかけで、次女と日々の何気ない会話も少しずつ復活していった。
動画サイトでドラマの撮影ビハインドが公開されると、「見た?」「うん、見た見た」
と、その話で大笑いしたり、早く今週の放送が見たいねと話したり。
昨日の最終話は、前日の終わりに予期せぬ事態が起こったため、しらふでは見れん、
と言って缶チューハイ片手に大盛り上がりしながら見た。
残念ながら放送は終わってしまい、来週からはもう並んでドラマを見ることもなくなった。
でもバイトの話をしたり、友達のことなども少しずつ話してくれるようになり、
元々自分からたくさん話をしてくる子ではなかったが、このまま以前のように
心を開いてくれたらな、と願っている。