今日は末っ子を送って行った。

自転車を乗せると、ステーションワゴンとはいえ、シートの2,3列目は占領された。

今回は一週間うちにいたので、大型のキャリーで帰って来ていたので、それも積むと

私の座るスペースはほとんどなかった。

長男の運転で、末っ子を助手席に座らせた。

 

平日午前11時過ぎ、高速道路はなかなかの渋滞だった。

苦手な大阪環状線も、ナビさえあれば息子はスイスイ運転して行った。

自分が運転している時は、ナビを見て、標識をチラ見して、道路に書いてある行先や矢印も見て、結局情報が入り乱れてどこを走ればいいのか混乱する。

でも、ただ乗っている時は、じっくり標識を見て、ナビの表示で確認して、迷うことなく行先がよくわかった。これも加齢による動体視力の低下なのか。

 

無事にマンションに辿り着き、荷物を入れてから近くのラーメン屋さんに行った。

道中もそうだったが、長男と末っ子は全く口を利かなかった。

食べ終わって、息子のバイトの時間があるので、そのまま末っ子とは別れた。

別れ際に末っ子が兄に向って「送ってくれてありがとう」と言うと、息子は軽く片手を

上げて返事をした。

 

帰り道、私が一方的に喋って、息子はそれに相槌を打ったり、ふふんと笑ったり。

実は、通信制高校の自宅学習のために、タブレットを買ってあげた。

動画受講するのに、スマホの画面では小さいかと思い、まあ老眼でもない息子には

スマホでも十分だったかもしれないが、卒業すると言った息子の応援グッズとして

購入した。

 

とはいえ、黙って部屋に置いておいたので、なんで買ってくれたのかわかっていないかもしれない。相変わらず、負担にならないかが一番に気になるので、勉強しろ、と

タブレットを買い与えられた、とマイナスイメージにならないように。

だから車内でも息子からは、タブレットについて何も話さなかった。

ただ一言だけ、

「今年はほんまに学校がんばってよ。卒業したいって聞いたから、

今年はうるさく言うで。」と言うと、「うん」とだけ返事をした。

 

つかず離れず。距離感が大事。

それにしても、息子の車間距離の狭さとブレーキのタイミングが遅くて、今日も

助手席でずっと、見えないブレーキを右足で踏み込んでいたのであった。