下野さんのブログより

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唾液は、発酵を起こすのです。
実は、良く咀嚼された食べ物が、胃の中に落ちて、最初に起こっているのが発酵です。

~中略~
内臓が下がる原因は、咀嚼不足から来る、という結論に至ったのです。
良く咀嚼をしないで、胃に送られた食べ物は、発酵しません。
すると、次に小腸が胃の代わりをして消化を行わなければなりません。
この場合、胃も小腸も大変なストレスを感じます。
硬くなった内臓は、下がってくるのです。

大腸は、からだの中で最も長い毛細血管を持っています。
錬堂氏は、おそらく大腸で、赤血球が作られていると、考えています。
そこによく消化されていない食べ物が送られれば、大腸も硬くなり、やはり下がります。

すべての消化器官が下がれば、からだ下の方にある臓器は、圧迫され、血流をはじめ、体液の流れが滞ります。

女性の場合、子宮や卵巣が圧迫されるのです。
体液の流れが滞れば、からだは冷えます。

そして低体温となります。

人のからだには、1日に5000から1万のガン細胞が生まれています。
体温が高ければ、免疫の力によってがんは発症しません。

しかし臓器の温度が35度以下になると、ガン細胞は増殖し始めます。
また体温が39,1度を超えると、ガン細胞は消滅します。

~中略~

成人であれば、1日に1.5リットルほどの唾液が出さなければいけません。胃液も同じぐらいの量が必要です。小腸の消化液も同じくらい。
それらの液体の原材料になるのが、常温の水です。
健康なからだを持った人が、水を飲むと、水は喉、あるいは胸のあたりで消えてしまいます。
それは、アクアポリンと呼ばれる細胞膜の上にあるタンパク質の組織があるからです。
アクアポリンは、常温の水だけを吸収する性質を持っています。
アクアポリンから吸収された水は、速やかに唾液やからだに必要な体液となって、循環するのです。
アクアポリンを発見し、その働きを研究した科学者とその研究グループは、ノーベル賞を受賞しています。
水以外の飲み物は、すべてそのまま胃に落ちてしまい、胃にとっても、負担となるし、必要な体液が作られるのを阻害します。
人が、健康を保つためには、1日に1,8リットルほどの常温の水を飲む必要があります。

~中略~

咀嚼と充分な常温の水を摂取することなんですね。

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かなり~中略~ではありますが

常温の水と咀嚼の大切さだけ