当初2024年春先に処分予定だった電動乗用車(電動乗用車 ラジコンカー ランボルギーニ V12 ビジョン グランツーリスモ HL52)を、妻希望により処分保留となったことから、子供たちの成長(小1、年少)にあわせて改修、もとい改造。

 

海外では、バッテリーの高電圧化、大電流化やモーター高速化の改修(改造)は珍しくないようですが、ここは日本なので走らせる公園もそこまで大きいわけではないので、あまりムチャはできません(笑)

 

なので、乗る子供達の年齢や慣れ具合、乗る場所の状況に合わせて、出力電圧や出力電流を都度オンデマンドで微調整できるようにし、モーターの速度調整をできるように改修しました。

たまに、よそ様のお子さん(1歳~12歳前後と幅広い)も乗りますので、この改修は必須でした。

 

それに子供たちは乗り慣れてくると、なぜか難易度をあげてバックばかりするので、ADAS/BSD付きの前後ドライブレコーダーで危険を知らせるようにしました。

(ちなみに、人に当たってもケガしない程度の最高速度で乗せてますけど、念のためですね)

 

 

なお、高電圧化、大電流化に伴い、各機器の許容限界を超えて破損するのを防ぐ為に、逆流リセットスイッチ、冷却ファン、バッテリーモニター、電圧モニター、パワーアナライザー、サーモセンサーなども増設しました。

 
また、大きな公園では荷物運びのカートの役目もあり、その際に標準の2.4Gリモコンでは細かい制御が難しい為、高電圧、大電流に対応したハイパワーESCとサーボ制御用にリニアアクチュエータ+LACボード採用による一般的な市販2.4G RCプロポでの制御も可能にしました。
 
他にもアクセルペダル連携のストップランプ、ハザードスイッチ付ウインカーライト、16種類の発光モード付パトライト、各種緊急車両のサウンドを出力可能なパトマイク、スピードメーター、モーター速度メーター、詳細マップ表示可能なオービスレーダーなど、子供たちが興味を持ちそうな装備を追加しました。
 
今書き出していて、気づいたのだけど、もしかしたら、電動乗用車(キッズオンライドカー)で、ここまで重改修、重装備した事例は世界初かも…!!Σ(゚Д゚ )(笑)

 

[改修内容]

電源:12v 7.5ah(駆動系+電装系)

→54v 6ah(駆動系)+18v 6ah(電装系)の2系統に分割

 

走行モーター:12v 13000rpm 最大70w

→24v 40000rpm (36v時 60000rpm) 最大720w

 

速度(無人時):8km/h

→32km/h~

 

ハンドルモーター:12vDCモーター

→12vDCモーター or RCプロポ制御用の24vリニアアクチュエータ制御(ポテンションメーター(50mm長 300N 25mm/sec)+LACボードによるサーボ制御)の切替式

 

 

制御方式:12v 20Aユニット+2.4Gリモコン

→24v 40Aユニット+2.4Gリモコン or 60v 48A ESC+3ch 2.4G RCプロポの切替式

 

速度表示:GPSスピードメーター×1、モーター回転速度メーター×1

運転支援:ADAS対応 前後カメラ付GPS リモートビュー機能付き3インチ ドライブレコーダー+GPS+4Gアンテナ×1

情報支援:3インチGPSオービスレーダー×1

動画音声:MP4対応5インチLCDプレイヤー×1

電灯表示:ハザードスイッチ付ウインカーライト×4、LEDストップランプ(フットペダル連動)×1

警告表示:LEDパトランプ(16発光モード切替式)×4、マイク付パトスピーカー1×1

電源制御:高電圧レギュレーター×3、24v-12vコンバーター×1、PWMスピードコントローラー×3

電源監視:DCバッテリーモニター×1、DCパワーアナライザー×1、サーモセンサー×4、電圧モニター×5

安全装備:冷却ファン×4、リセットスイッチ×4
リモート制御:リモート電源スイッチ×2、RCプロポ用4ch受信機+RC4GS 2.4G 4chプロポ×1、24vリニアアクチュエータ+24v LACボード×1、60v48A ESC×2、24v40A リモートユニットx1