【過去(2013年)の長期出張時の記録です】


最初、上司から仕事でマナウスに行ってくれと言われた時は、てっきり1ー2週間だと思っていました。そもそも、どうやって行くのかも良く分かりません。調べてみると、北回り(アメリカ経由)と南回り(ドバイ経由)の2ルートがありました。僕の場合、サンパウロ州の親工場の駐在員に色々相談してサポートもらいながらやっていたので、サンパウロに寄れる南回りが殆ど。1回だけ北回りをしましたが、南回りが断然良かったです。


今回は北回りのご紹介です。

成田→ニューヨーク→マイアミ→マナウス

合計で乗り換え含めて38時間くらい。


アメリカン航空はアジア・中東系の航空会社と比べると、結構サービスが悪いなあ、と感じます。

まず、映画。日本語の映画がなんとか見られるのは成田発着便だけで、アメリカ国内便は座席にモニターすら無し。マイアミ→マナウスは英語の映画を見るしかありません。一方、南回りのエミレーツはドバイ→サンパウロでも豊富な日本語の映画を楽しめます。


次に機内サービス。機内食が美味しくない、、

まずいとは言わないけど、明らかに南回りのエミレーツの勝ち。それに機内食提供時以外は飲み物がセルフサービス。機体最後方のギャレーに飲み物(大したものがない)が置いてありますがソフトドリンクだけ。アルコールは有料。しかも、CAのオバハンがギャーギャーくっちゃべってるけど、言わないと切れてるドリンクの補充もしない。感じ悪いなあ。

そんなこんなでもニューヨーク到着。




J.F.ケネディ空港では、国際線から国内線への乗り継ぎの為、一旦入国後、ターミナル外に出て国内線ターミナルに移動しなくてはなりません。そもそもアメリカは入国検査が厳しいのか、審査の待ち時間がかなり長くなります。この時も「嘘だろ」と思う大行列。
ちなみに「この空港のターミナル間移動はタクシーだ」とタクシーの運ちゃんに騙されて数万円ぼったくられた人もいます。
我々は事前にターミナル移動や乗り換えの手続きを調べておいたので、割とスムーズに国内線ターミナルに入れました。


次のマイアミまでは空席がなかったのでビジネスクラス。と言っても小さな機材で3時間くらいなので、映画を見るモニターも機内食も無し。

次のマイアミでごはんを食べることにしました。それにしても、リゾートへ行く人ばっかりでビジネス客はごくごく少数派でした。さすがマイアミ行き。


マイアミでも長時間待ちます。ごはん食べて、工場のスタッフにお土産買って、それでも時間が余る、、、


ようやくマナウス行きに乗れた時はホッとしました。しかし、マイアミ→マナウスも機材が小さいんです。割と距離あるのに、乗客が少ないんでしょうか。相変わらず機内食も美味しくない。

ああ、やっぱり南回りがいいなあ。


ちなみに帰りはマナウス→マイアミ→ダラス/フォートワース→成田と経由地が変わります。


で、アメリカの国内線ってしょっちゅう遅れるらしいんです。僕はマイアミ→ダラスの出発が1時間半くらい遅れて、ダラスでの乗り換え時間が2時間弱。えーっと、ヤバくない?

周囲でも大騒ぎしてる人が沢山。1時間半も遅れれば、大抵の乗継客はアウトですよね。

事情をCAに話すと、ドアに近い前方のビジネスクラスに移動になり「成田便に遅れている乗客がいることを伝えてあるから、あなたは空港に着いたら案内のスタッフととにかく走ってくれ」と言われました。どうやら長距離便への乗継だったので優先的に対応してくれたようです。しかもマナウスからだし。


さあ、問題のダラスでは国内線から国際線への乗り継ぎ。同じアメリカン航空なので荷物ピックアップは不要ですが、あんなに空港で走ったのは初めてです。確かに国内線と国際線ターミナルは普通離れてますよね。結局、僕が成田便に乗ったと同時に飛行機のドアが閉まり機体がゲートを離れました。

もうフラフラ。後の成田までのことはよく覚えていません。


もう二度と北回りはしないと心に誓いました。