4連休です。
前回の旅で、田舎はなるべく避けようと思いました。逆に僕が住む街より都会なら、地元の人にとって僕が行くことによるリスクは高くはならないのかなと。今回の行き先は旅の拠点にすることが多い名古屋。

今日の目的地は犬山市にある博物館明治村。明治時代の建物の屋外展示博物館です。初めて行ったのは小学生のとき。社会科見学で、京都から日帰りでした。日帰り。小学生には結構遠いですよね。でも楽しかったのを覚えていました。それに屋外で広いのもこのご時世には良いのかと。



京都市電。


明治村は10年くらい前に不意に思い立って行って見ました。小学生以来です。そうしたら、ちょっと俺どうしたのか?っていうくらい、一日中ハイでした。建物大好き、明治時代大好き。もう、我を忘れて楽しみました。それ以来、たまに来たくなるんですよね。中毒ですね。(^^;;


明治村にはとってもお気に入りの建物がいくつかありますが、その中にガイド付きで案内してもらえる建物があります。今回は坐漁荘という西園寺公望の別荘と、芝川又右衛門という豪商が甲東園に持っていた別荘が自分的にはハイライトです。本当はもういくつか期待していたのですが、コロナの為にガイド付き案内は中止でした。この場合、建物もほんの一部しか公開されません。仕方ありません。


まずは坐漁荘。

マスクして、手袋して、人数限定して、ソーシャルディスタンスを保って。ガイドの方も大変です。説明時間はだいぶ短縮バージョンでしたが楽しめました。相変わらず素晴らしい建物です。欄間、天井、壁、障子の張り方などのディティールも、素材もデザインも素晴らしい。もう、こんな建物は建てられないでしょう。しばらく住んでみたいくらい大好きです。



外観は割と普通。



でも、純和風の外観ながら洋室もあります。


今日はガイド付き案内のハシゴなので次の建物へ急ぎます。


次は兵庫県の高級住宅街、甲東園から移築された芝川又右衛門さんの別荘。こちらは洋館ながら和のデザインが随所に散りばめられた和洋折衷の建物。実際には移築した建物以外にももっと色々な建物があったそうですが、今はどうなってしまったのでしょうか。



阪急電車の甲東園駅は芝川又右衛門さんの寄付で開設されたとか。


ここもコロナ対策のされた案内でしたが、良い建物を見られて満足です。ちなみに、ガイドがつかないとこれらの建物は外観しか見れないんです。なので、二ヶ所だけでもガイド付き案内があって良かったです。



医学実験室。階段教室です。かわいい書生さんたちも。



弓道場。静謐な空間です。



コロナの影響がそこかしこにあり、博物館の方達の工夫やご苦労がみて取れました。ここに来ることが出来て良かったです。お客さんも広い園内とはいえ、みんなマスクして、お互いに距離を置きつつ楽しんでいる感じでした。



SLはやってました!


この日の犬山は結構な日差しで、風には秋の気配を感じつつも、残暑の厳しい1日でした。途中で早めにギブアップして名古屋に戻りました。


体力回復の為、晩御飯はご褒美ごはん。5年以上ぶりのうなぎ、しかもひつまぶしです。



泣けます。泣かなかったけど。



名古屋をベースにすると便利かつ食べ物が美味しいのが魅力です。明日も早いのでこの辺で。