現代の医学 | ごんた日記 ~食道閉鎖の子の育児日記~

ごんた日記 ~食道閉鎖の子の育児日記~

先天性食道閉鎖症の息子の育児と不妊治療、その他を綴っています。

尊正の唇顎裂です。
食道閉鎖の合併的な奇形らしいです。
口蓋裂ではなく、唇が少しと、顎(歯茎)が裂けています。
手術前の唇はこんなカンジでした


口唇形成術前

筋肉の断裂があるので、鼻と口が曲がっていてバランスがとれません。



手術直後の写真です。
麻酔の影響で顔が腫れています。
口唇形成術では鼻穴から一度切り開いて、中の断裂した筋肉を縫い合わせ、その後唇を縫いました。
鼻の下の溝(人中と言います)も人工的に作ってもらいました。


口唇形成術直後

鼻の穴の中と、唇の裏側までしっかり縫われています。
小鼻の部分も形をよくするために縫われていました。
口の中と、鼻の穴の中は時間が経つと溶ける糸で、表面の見える部分はしっかりした糸で縫ってあります。
鼻に入っているのが何度か話題になったレティナです。


で、これが術後1ヶ月の写真
1ヶ月も経つと結構キレイです。
縫った後が少し盛り上がっています。


口唇形成術後1ヶ月


そして、術後3ヶ月…

口唇形成術後3ヶ月

相変わらず鼻は曲がっていますが、前よりはマシだし傷跡も結構綺麗になりました。
(ちょっと唇が段々になっちゃったケド)
筋肉がつながったお陰でおっぱいも上手に飲めるようになったし、親としては大満足です。
脇の下に食道閉鎖の手術の跡があるのですが、そちらも超キレイ。
現代の医学ってスバラシイです。