今回は久し振りに西を向いてのお出掛けです。
目指したのは丹波篠山市の西北西に有る兵庫百山の金山540mです。
家の用事で出掛けたヒメが帰宅する15時を待って平道で出発。
京都の街を抜けるのが嫌で、琵琶湖大橋を通り途中峠から大原方面へ行き、更に山の中、花脊峠へ抜ける道を選択したのだけど、期待に反して数十年も前のままの道路事情で林道並み、いや、それ以上の酷道で参りました。
それでも登山口近くの道の駅「おばあちゃんの里」には19時頃に到着。
車中泊してドライブの疲れも回復した翌日の6日、登山口に移動します。
登山口は国道176号線、新鐘ヶ坂トンネル南口で並行する県道138号線に入り鐘ヶ坂峠の手前に第一、第二と駐車場が有ります。周回コースで後ろから戻って来る心算なので手前の第一駐車場に車を停めて峠方向へ歩き始めます。
道路が広く成った此処が第二駐車場で左に鐘ヶ坂峠登山口が有ります
頑丈な獣除けフェンスを開けて通り抜けます。この辺りは里でも鹿を多く見掛けます。登山口へ移動した今朝も国道沿いに真新しい鹿の屍が路側に転がっていました。
登山道は杉や檜の樹林帯ですが、手入れがされていて美しく、陽射しが透って明るくて歩き易いみちが続きます。
金山山頂迄には3ヶ所ほど分岐が有りました。最初は登山道途中の峠道と巻道との分岐です。この道は後で再合流します。僕達は勿論、巻道で進みます。
先程分かれた峠からの道が合流します。
山頂部近くなると道の下側が檜林、上側が自然林といった感じです。
二つ目の分岐は尾根道で山頂へ行く道と巻道で鬼の架橋方面への分岐です。僕達は勿論、遠回りでも巻道を選択します。
金山の山腹を巻いて現在、山頂分岐です(赤線が軌跡) 此処も山頂を巻く様に進みます。
その先の展望マークが鬼の架橋です。
いきなり展望が開けて大岩の林立する所に出ます。此処が鬼の架橋です。
恐る恐るヒメも鬼の架橋の上に登りました。はい ポーズ。
大岩が有るだけでなく、その向こう側は岩の絶壁で切れ落ちていて展望も素晴らしい。
付近にはヒカゲツツジの樹も多く四月頃も良いでしょうね。
良い花の香りのする道を少し登ったら金山山頂に着きます。
金山山頂は金山城跡で広く展望も素晴らしい。表示版が設置されていますが少し古くて見辛いです。
山頂でユックリと展望とコーヒータイムを楽しみ下山は周回コースでの第一駐車場へ最短コースで下ります。
往路での最後の山頂への直登道を下って真直ぐ進みます。
金山城馬場跡を通ります。
園林寺跡を通ります
もう一つの登山口「大乗寺」へ下る道の分岐です。此方でも良いのですが大周りに成ります。
いずれのコースも良く整備されて歩き易く、下山は早いです。
獣除けフェンスと崩れかけた石の鳥居を通過します
小さなお寺の横に降りて来ました。
追入神社近くの稲荷大神宮の石灯篭に下山して舗装路を駐車場へ戻ります
今回も無事下山。7時20分から10時40分までの楽しい山歩きが出来ました。
この後は次の兵庫県の山へ移動しますが、途中の道の駅「しんぐう」の隣に有る新宮福祉会館に有る「ふれあいの湯」であせを流します。此処は温泉ではありませんので400円で我々高齢者は更に安い300円です。
更に次の山の登山口を目指すのですが、手頃な道の駅が無いので登山口から20分程離れた安室ダム公園の駐車場で車中泊すべく移動しました。
次は同じ兵庫県でも赤穂郡上郡町で金山登山口から約100km、2時間30分の移動です。
何時もの様に撮った写真のスライド動画をYouTubeにしました。是非御覧下さい。