もう3月も下旬になるというのに、この頃は冬型の気候で天気も安定せず、北風の寒さが身に沁みます。
東海地方なら少しはマシかな?…と岐阜県関市上肥田瀬の超低山へ。
標高表示が無く正確では有りませんが、天龍山…100m位と大岡山…150m位の山で、多少寒くても天気が良ければ寒さも厳しくないだろうと出掛けてきました。
何時もの様に前日午後から我家を出発。
明るい内に 道の駅「半布里の郷 とみか」に着いて車中泊。
翌22日朝はとても冷え込んで、黒い車が真っ白に、フロントガラスも凍っていました。
あまりの寒さにエンジンをかけて暖房を入れ、陽射しとでフロントガラスの霜が融けるのを待って移動します。
道の駅から登山口近くの関市富岡公民センターへは15分程で着きます。
車を停めた駐車場から目的の山も見えています。先ずは民家を抜けて左寄りに山裾を北へ歩きます。
スマホのヤマレコでのスタートボタンを押すのを忘れて大岡山への登りでⓈです。
実際はⒼの所から出発して、先ずは卍印の天龍山へ登ります。
金龍山暁堂寺の境内へ登って行きます。
左手へ左手へと進み本堂左横の登山道へ入ります。
階段道は未だお寺が見えている所で左折れして平坦路に成ります。
平坦路を少し進んだ先が天龍山山頂です。
眼下に人の営みが見える程の高さですが、各務原アルプス方面の展望が素晴らしい。
駐車場の愛車も見えています。
電車に描かれたハートマークまで見えます。
天龍山山頂で展望を楽しんで元の舗装路に戻ります。
ショウジョウバカマの蕾ですね。開き掛けたモノやら沢山有りました。
舗装路に降りて更に北へと進みます。後程、大岡山から下山した東登山口は右の斜面辺りです。
舗装路はT字路に成っていて、大岡山へは右折れします。
民家らしき下を左に巻いた尾根に登山口が有りました。
先程の民家の上を巻く様に暫くは急な道が続きます。
急な登りも暫くで緩やかに成って眺望も開けてきます。
「もう…」と言う程の所で中間点の表示。
④の分岐で「ベストビュー大岡」へ行きます。少し下り気味で5分と掛かりません。
大きな岩の展望台です。直ぐ前に先程登った天龍山が見え、各務原アルプスや鳩吹山も見えます。
ベストビュー大岡に続いて「見晴らし岩」への分岐。分岐から直ぐに大きな岩の展望地です。
見える景色はあまり変わりませんが少し東寄りに成りました。
山頂にポッンと立っているあの山は金華山でしょうか?
東登山口からの道が合流したら間も無く 大岡山山頂に着きます。
大きな岩が3つ程有り、電波施設が有ります。標高は150m少し位です。
山頂の先に東側の眺望が開けています。
左手に恵那山も望めました。
下山はどうしょうか?迷いましたが、初めての山ですから違うルートを辿ろうと東登山口へと下ってみます。
少し勾配の有る道を一気に下ります。あまり歩かれて無さそうですが、道は明瞭で案内表示も整備されています。
竹藪を抜けたら開けた所に出ました。私有地らしいので戸惑いましたが、左手の森に案内表示が有りましたので左へ進みます。
林を抜けたら広い空地に出ました。案内表示に有った熊沢農園の跡地でしょうか?今は「貸地」の看板が立てられています。
今朝、天龍山から大岡山登山口へと歩いた舗装路に出ます。
後は舗装路を車を停めた関市富岡公民センターへ戻るだけです。累積標高差は正確ではありませんが、160m位、歩行距離は3km程とゆっくりでも2時間程度の山歩きでした。
車に戻って時間も早い事なので、今回は奮発して高速道路で帰宅しょう…と関ICから東海北陸道に入ったのは良いけれど、名神高速道路に出る迄に交通事故で通行止で途中のICで降ろされてしまい…どうにかカーナビ頼りで国道21号線に出られましたが結局、平道で帰宅する事に成ってしまいました。
で、関ケ原辺りのコンビニに立ち寄ったら山の上、丘の様な所に幟が見えたので立ち寄ってみる事にしました。
国道21号線、不破の関病院前の交差点から関ケ原バイパスに入り少しで山手に狭い道を入ると「岡山狼煙場」の表示と駐車場が有りました。
駐車場から広い綺麗な竹林の道を登って行くと金刀比羅神社が有り、その上に東屋やベンチ、大きな石柱、案内板などが有る見晴らしの良い丘が有りました。
関ケ原の戦いのおり、東軍の黒田長政、竹中重門が陣を構えた所でした。
関ケ原は平道で移動する時、トイレ休憩にJR関ケ原駅近くの「関ケ原古戦場記念館」へ屡々立ち寄る事が有りましたが未だ館内へは入った事が有りません。
こんなに良く整備されているなら他の各地の陣跡へも訪れてみたいなぁ…と思いました。
その前に一度「関ケ原古戦場記念館」へ資料を頂きに行ってみないと…ですね。