前回「木曽路を歩く(妻籠宿~馬籠宿) その1/2」では

南木曽町の天白公園に車を停めて歩き始め、南木曽駅~妻籠宿(標高430m)~男滝・女滝(標高610m)~馬籠峠(峠の茶屋・標高790m)と歩き、このコースの最高所まで登って来ました。

距離はおよそ9.5km+α(寄道など)です。

残りの峠の茶屋からは下り道と成り、馬籠宿まで約2.0km

馬籠宿から「是より北 木曽路」の碑が有る「新茶屋」まで約2.5kmです。

更に「新茶屋」からJR落合川駅までは最短で3.6kmは歩かなくてはいけません。

 

峠から少し県道を歩き、再び中山道へと入ります。

 

 

 

 

下り道の途中で休憩舎やトイレ、フリーWi-Fiの有る広場が有ったので、此処でお昼休憩にしました。登り道でお腹を満たすのは脚にきますのでね(笑)

 

 

この後は車道沿いを歩いたり、遊歩道を歩いたりして…

 

 

 

車道沿いから階段道に入り、少し登ったら…

 

 

広い展望場所(馬籠ふるさと広場)に着きます。藤村文学碑が有り恵那山が目の前に展望出来ます。眼下に馬籠宿も見えます。

 

 

馬籠宿へと下って行きます。

 

 

馬籠宿は観光客が多くて混雑しています。此処へ来て日本人も多く見掛ける様になりました。

 

 

 

 

馬籠宿を下って行きます。

 

 

駐車場や食堂、バス停などが有る賑やかな交差点に着きます。馬籠宿の中津川寄り入口ですね。 「石屋坂」という所でしょうか。

 

 

賑やかな交差点を過ぎると極端に静けさが戻り落合方面へ進みます。新茶屋まで2.5kmです。

 

小高い丘の様な馬籠城跡を通過します。

 

もう、この辺りの街並みは旧街道の名残りは殆んど有りません。

 

道標も少なくなります。

 

やがて前方に姿形の良い笠置山や美濃の平地が見えてきます。

 

平地を見下ろす様に「子規公園」が有りました。逆光で読めませんが「桑の実の 木曽路出づれば 穂麦かな」ですね。 此処で暫しの時間 休憩しました。

 

子規公園からの展望。 笠置山木曽川が望めますね。木曽川の右の険しそうな丘は苗木城跡でしょうね。

 

子規公園から少し歩いたら木曽路の入口「新茶屋」に着きます。此処で木曽路は終わりです。

 

 

 

 

 

新茶屋の直ぐ近くに落合の石畳が有りますが今回はパスしました。この付近は肝心な所に道標が無くて「何方に行ったら良いの…」の連続です。スマホを持っていればグーグルマップの出番ですが、そこまでこの時は頭が回りません(´;ω;`)ウゥゥ…兎に角、眼下の落合ダム湖JR落合川駅に向かって最短路を探ります。

 

 

人家の横から真直ぐ下る細いコンクリート道を見付けて下ります。

 

 

細い道を下ったらJR落合川駅近くの踏切に着きました。

 

 

道路に出たら外国人ハイカーカップルが川沿いを歩いて来ます。落合宿を経て来られたのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

電車は略 1時間に1本程度です。待ち時間は疲れた体を休めるのには丁度良かったです。

この路線はワンマンです。久し振りに乗るので、事前に乗り方を学習。南木曽駅まで330円を用意して…何々…「先頭車両の後ろ扉から乗って、整理券を取る」…降りる時は「先頭車両の前扉から、料金と整理券を料金箱へ」…成程、バスと同じですねぇ。

 

南木曽駅に着いたら夕暮です。駅前の土産物店や食堂付近には多くの外国人を見掛けました。こんな時間から何処へ行くのでしょう…宿に着かなければいけない時間なのに…

 

僕達も南木曽の町を抜けて、桃介橋を渡り、車を停めた天白公園に急ぎます。

 

 

朝から夕方まで一日掛かりで 木曽路・妻籠宿から馬籠宿を無事 周回出来ました。

この後は付知町の「付知峡倉屋温泉おんぽいの湯」へ移動して汗と疲れを流して更に移動して道の駅「東白川」で車中泊し、翌日にゆっくりと我家への帰途につきました。

 

 

沢山の写真で長く成りましたので、一枚の表示時間を2秒ほど短くしました。忙しなく画面が変わりますが、歩いた雰囲気は感じて頂けると思います。 是非御覧下さい。