今回は久し振りに観光地へロングドライブ。

山歩きとしては昨年だったか、この那智山の裏山・烏帽子山909.2mを登り那智の滝の源流部へと下って古道・大門坂を通り大門坂無料駐車場に下ったのだけど、その時は観光地は心の隅にも引っ掛からずに通り過ぎていました。

烏帽子山909.2m 和歌山県の山 | 滋賀の ごんた (ameblo.jp)

今回も同じ大門坂無料駐車場に車を停めて、もう記憶の欠片も無い状態で古道・大門坂を登り、熊野那智大社~那智山青岸渡寺~三十塔~那智の滝と周り、再び古道・大門坂を下って駐車場へと戻りました。

那智勝浦新宮道路(有料高速の延長線で無料)那智勝浦ICで降りて県道で那智山へ向かう道路沿いにトイレや観光案内所の有る広い大門坂無料駐車場に車を停めて歩きます。勿論、表参道階段手前に有る駐車場まで車で行けますが、やはり「山歩き」をしてきた者としては、熊野古道・大門坂くらいは歩かないとね。

 

 

 

 

大門坂無料駐車場から道路沿いに200m程歩くと左に大門坂への分岐が有ります。

 

 

 

 

最初は民家の点在する緩やかな舗装路を植えられた花等を楽しみながら歩きます。

 

 

石の鳥居と俗界と霊界の境目の橋・振ヶ瀬橋を通ります。

 

 

鏡石や…

 

 

左右に大きな夫婦杉を通って石畳道を登って行きます。

 

 

 

この様な所が有る内は気持ちも紛れて良いのですが…

 

 

 

後は只々、黙々と石畳道を登って行くだけです…と、言わず、心と体力に余裕を持って古道の雰囲気を感じながら歩きたいですね。

 

それにしても…何処までも続きますねぇ~

 

 

自動車道が直ぐ近くを通っている所で「二町」と有りました。那智山終点駐車場下で「六町」だったかな?

 

 

 

体力が落ちた事も忘れて…やはり、休みながら登らなくては続きません。

 

何処までも続くよ、石の階段…

 

 

ベンチが有ったら休憩しながら登りましょう。

 

 

石の階段を登る写真ばかりが続いて、申し訳無いですが、もう少しです。

 

石畳道を登り詰めた開けた場所・此処に大きな門が有ったので「大門坂」と名付けられたらしいです。この先、右からでも、左からでも坂を登った先に、車での終点「那智山駐車場」が有り、食堂、土産物店などが建ち並んでいます。

 

 

 

 

那智山観光センター裏に大きな駐車場が有ります。この付近まで定期バスも通っているのでバスで来られても良いですよ。

 

観光センターから土産物店や食堂の並ぶ、チョットした街並みを右へ進むと郵便局の横から熊野那智大社への表参道が始まります。

 

やっと…石畳、石階段道から解放された…と、思っていたのに、階段道の急登が続きます。

 

 

 

表参道沿いにも土産物店などが建ち並んでいます。トイレも適当に有ります。

 

 

 

 

 

 

こんな感じの土産物店などが建ち並んでいます。

 

 

熊野那智大社の直ぐ手前の右側へは西国第一番札所「那智山青岸渡寺」への道が分かれています。那智大社の後で此方の青岸渡寺や三重塔、那智の滝へと周ります。

 

 

 

まだまだ階段が続きます…( -.-) =зフウー

 

 

最後の階段下にはベンチやトイレが有ります。此処で一息入れて登れば、熊野那智大社に到着です。

 

 

八咫烏(ヤタガラス)熊野の神の使いの鳥。神武天皇が九州日向の国より此の地に上陸して三本足の鳥に案内されて奈良まで行き、大和の国を建設したと言われています。

 

 

 

 

大きな木の幹内を潜り、上部へ抜ける「胎内潜り」も有りました。入口です

 

此方が、胎内潜りの出口です。

 

 

 

大門坂無料駐車場に車を停めて、古道・大門坂を登り、石階段の続く表参道を登って、やっと熊野那智大社を参拝出来ました。

次回は、熊野那智大社を後にして、隣の西国第一番札所・那智山青岸渡寺の前を通り、三重塔を経て那智の滝へと周り那智山終点駐車場から再び古道・大門坂を下って元の大門坂無料駐車場に戻ります。

正直なトコロ…もっと楽観的に歩き始めたのですが、石の階段道が続く坂の登下降は馬鹿にはならない歩きでした。