岐阜県不破郡垂井町に有る南宮大社から南宮山、朝倉山を周回コースで歩いてきました。
滋賀からは国道21号線で関ケ原の町を越えて、もう直ぐ垂井の町に入ろうとする頃、右に「しまむら配送センター」の有る信号を右に入ります。(南宮大社の大きな看板有り)
広大な朝倉運動公園を通り過ぎ、県立不破高校に突き当たったT字路を左へ進むと僅かで南宮山登山者用駐車場が有ります。
南宮大社境内に入り、左から奥へ進むと南宮稲荷神社の赤い鳥居が有ります。
赤い鳥居が過ぎた左が南宮山の登山口です。
この登山口付近は関ケ原の戦いの安国寺恵瓊陣跡です。
獣除けフェンスを開けて階段道が続く登山道に入ります。良く整備されていますが、椿や榊などの常緑樹が繁り眺望の無い坂を登って行きます。
よく整備された南宮山展望台404mまで、この様な表示が有ります。
五合目で同じ麓からの西廻りコースが合流します。この付近から階段も少なくなってきます。
七合目には高山神社・子安神社が祀られています。
八合目を過ぎると道も緩やかに成って自然林も増えてきたら南宮山展望台に着きます。
南宮山展望台404mは関ケ原の戦いの毛利秀元の陣跡です。養老山や大垣、岐阜市街、木曽川などが眺められます。
ヒメはスッカリ到着モードですが、此処は南宮山山頂では有りません。登山者の大多数は此処までで下山されるので、それも仕方有りません。
展望台からは極普通の山道となり、一旦下ってアップダウンの道が続きます。展望台は404m、山頂は419.23mとその差は僅かですが厳しい歩きで、とても遠く感じました。登山者もこの先では単独男性一人に出会っただけです。
頑張って着いた南宮山山頂419.23mは二等三角点が有りますが座れそうな腰を掛ける所も無い、眺望も無くて、通過する様に周回コースを次は朝倉山257mを目指します。
南宮山からは更に踏跡が薄く成り、所によっては踏跡を見失う事も有ります。スマホに地図をダウンロードしてGPSで確認する場面も有りました。でも、およそ高度400m位の緩やかで、明るく、広い稜線歩きは静かなプロムナード気分で歩けます。
山頂では通り過ぎたので、稜線の桜の木の下で倒木に腰掛けてお昼休憩をとりました。
気持ちの良い稜線は真直ぐ続いているのですが、周回コースは途中の分岐から朝倉山257mへと続く右側の尾根に乗らなくては成りません。その分岐にも案内表示は有りません。なんとなく右へ降れそうな所が有っただけです。やはりGPS地図で確認する方がいいですね。
急な下り道をどんどん下って行きます。
正面には池田山が望めます。
狭い尾根も有ります。
随分と下ってから登り返すと、木に縛り付けられた「朝倉山」の表示を見付けました。良く見ていないと通り過ぎてしまいそうです。
朝倉山からは傾斜も緩やかになり、道も明瞭に成ります。
朝倉山から下るとフェンス沿いに歩いて朝倉山真禅院に着きます。
此処は関ケ原の戦いの吉川広家陣跡です。
真禅院からは舗装路を右へとって県立不破高校の前を通り、今朝の南宮山登山者用駐車場に戻ります。
何時ものYouTubeです。