随分と寒く成って、車で湖岸道路を走っていても、湖北方面、伊吹山、霊仙山、御池岳辺り迄は三合目付近からは遠目でも真っ白に雪が被りました。
綿向山も一時は三合目から上は積雪を見ましたが、未だ綺麗な霧氷が観られる白銀の世界と迄はいきません。
寒さに弱く成った所為か、気力が減退した所為か寒さだけ…の山へは行く気にも成れず…といっても…山歩きがしたい…で、
ピークハントではありませんが、鈴鹿山地の山やルートは殆んど一度は歩いた事が有るけれど、未だ一度も歩いた事が無い部分が有ります。
特に僕の様な滋賀県側の人に多いと思うのですが、釈迦ヶ岳1091.9m~御在所岳1212mの間の一部稜線、丁度、登山口の有る朝明渓谷から山を望むと見える稜線部です。
写真が見え辛くてゴメン(m´・ω・`)m ゴメン…ですけど、朝明渓谷駐車場から1時間前後で登れる所ばかりですが目的地とする対象のピークが無く、目的の山に登った際に、ついでに周回しょうと歩かれるのが殆んどと、鈴鹿を縦走される登山者でしょうね。
で、一度でいいから歩いてみよう…と三重県側の登山口・朝明渓谷の有料駐車場に車を停めて、反時計回りにハト峰~ハト峰峠~金山~水晶岳954.1m~根の平峠をハイキング気分で出掛けて来ました。
朝明渓谷の駐車場は有料ですがトイレ等の設備も有り、釈迦ヶ岳をはじめ御在所岳、雨乞岳、イブネなどの登山口で多くの登山者で賑わっています。
駐車場からは余りにも道が四方に通じているので目的の山へ行く登山口が分かり辛いです。案内表示は有りますが、駐車場の料金を徴収される人に聞かれる方が手っ取り早いです。駐車場から前方に見える稜線が今回の目的地です…だと思います。
釈迦ヶ岳登山道は庵座の滝経由で登り、猫岳、ハト峰経由下山する周回コースを取られる事が多いと思いますが、その下山道を登って行きます。
朝明渓谷から歩き始め伊勢谷小屋を過ぎて標高600m付近まで来ると林道コースと猫谷コースの分岐が有り、谷道を選択しました。
谷沿いに登ります。良く歩かれていて、目印や案内表示も有って歩き易い道です。
多少の変化も有って楽しく歩けます。
自然石が歩き易く整えられた道の向こうが開けてきました。
公園の様な雰囲気の羽鳥峰峠に60分程で着きました。
此処までは釈迦ヶ岳に登った時に下山道として歩いた事が有ります。
羽鳥峰823.1mに寄ってきます。
大きな落書き…
羽鳥峰を後にして金山(御在所岳)方面に歩きます。
快適な稜線歩きです。
金山906mに着きました。もう直ぐ中峠です。
登山口の朝明渓谷も見えています。
中峠です。朝明渓谷からの登山道や下水晶谷・大瀞方面分岐です。そうそう…大瀞…神崎川沿いの沢道も何時かは辿ってみたい道です。
唯一のピークらしいピーク、水晶岳954.1mです。
根の平峠に着きました。終盤に近付いたのでチョット気儘に、気の向くままに歩いてみました。後で地図を見たけれどよく分かりません?
タケ谷って何処?
おゃおゃ、千種街道・上水晶谷辺りまで下った様です。
丁度良かった。此処は滋賀県側から千種街道を歩き、杉峠を越えて三重県側へ歩いた時に時間切れで引き返した所でした。偶然にも繋がりました。
川沿いに歩いて…
少しばかり沢でゆっくりして千種街道で朝明渓谷へ戻ります。何処をどう歩いたか?分からないままに案内表示に従って歩きます。
という事は…神崎川まで下って戻って来た…という事ですね。根の平峠へ進みます。
広々とした平原状の雰囲気の良い道を緩やかに登って来ると…
先程は木製の標柱の根の平峠でしたが、此処には石柱に根の平峠と有ります。
良く分からないけど…気にせず下ります。
ブナ清水分岐ですから間違い無し…
沢沿いに下った堰堤上からの眺望が良かったです。朝明渓谷駐車場ももう直ぐです。
登山口へ無事下山です。
水晶谷、根の平峠付近ではチョット遊ばれてしまいましたが、急登の無いゆる山歩きも楽しかったですし、鈴鹿の縦走路も繋ぎツナギでつながり、ついでに千種街道も滋賀から三重県まで繋がりました。こんな山歩きもイイモノですね。













































































