我家の庭や畑回りに植えてあるモミジも略半分は落葉し、他のドウダンツツジなども未だ真赤に紅葉してはいるもののチラホラ落葉しかけて毎日一度は竹箒で落葉掃除が忙しい。
菊の花もソロソロ終わりで枯れているのが目立ち手入れが大変です。
刈取ったモノや雑草や落葉は「燃えるゴミ」には出さず、底に穴を開けたドラム缶に貯め込みます。1、2年も経てば良い腐葉土に成りますので4本を順に貯め込んでは土に返しています。
でも、その合間、天気の良い日は、やっぱり山歩きに行きたいですよね。
で、今回は鈴鹿の盟主・御在所岳に行って来ました。数あるコースの内、最も展望に優れた中道で登り、下山は一ノ谷新道を選択しました。
駐車場は三重県側の以前、鈴鹿スカイラインが有料だった頃に料金所が有った辺り、湯の山温泉街から車で大石公園を通っての終点でもある所に有ります。此処から少し車道を登った所に中道や一ノ谷新道の登山口が有ります。
最初は花崗岩が風化した砂礫の斜面を登ります。
支尾根に出て、これから登る尾根と本谷が突き上がる御在所岳東面の大きな山容が見えます。本谷を隔てて南に見える鎌ヶ岳の鋭鋒も印象的です。
灌木の林を抜けロープウェイの下を過ぎると中道の主尾根に出ます。
主尾根に乗り、登山口から40分程で、巨大な花崗岩塊のおばれ石を見ます。周り込んで見るとマナ板の様な2枚の巨大な岩がもたれ合っています。
おばれ石からはロープウェイと並行して花崗岩の間をぬうアルペンムード的な道ですが、景観に見惚れて足元がおろそかにならない様にしたいですね。
尾根が次第に狭く成ってきますが素晴らしい眺望が続きます。
巨岩が累積した上に浮石が乗る地蔵岩の近くを通過します。北谷を隔てて国見尾根越しに釈迦ヶ岳が姿を見せます。
灌木に囲まれた道を行くと再び展望が開け、難所と言われるキレットの岩場に着きます。設置されたクサリを使って慎重に下ります。岩場を歩き慣れた人には難無く降りられると思います。落石に注意ですね。
流石に此処まで来ると寒いのですね。氷柱なら良いけど、岩場に流れた水が凍っている所も有りますから滑らない様に注意して歩きます。
大きな霜柱も育っています。
南側にロープウェイと鎌ヶ岳。あのロープウェイ下辺りが本谷(一ノ谷)です。下山にはあの尾根(一ノ谷新道)を下ります。
キレットを降りて再び急登して高度を上げ、巨大な岩峰を右側から巻いて岩場通過し下ります。
この先は砂礫の急斜面を登り切り樹間に入り尾根上に出れば、山上公園の一角、朝陽台に出る…という所で、若い女性カップルとの出会い…少し声を掛けただけ…なのですが、その後後を付いて来られて…自然と、ご一緒する事に…
よって、写真を撮るどころではなく…一枚も無し…
暫く険しい岩場を過ぎて富士見岩に着けば山頂台地です。ロープウェイ山上駅脇の朝陽台展望地へ行って伊勢平野、伊勢湾、南に鎌ヶ岳を望みます。
園地広場を西へ向かい夕陽台へ向かいます。三角点からは鈴鹿の山々、遠く琵琶湖から比良の山並みまで眺望出来ます。
彼女達のご希望で更に西へ望湖台と呼ばれる最高点(1212m)へ行ってお昼休憩です。
あまり込み入った事は話さないけど、三重県の会社仲間で御在所岳は初めてとの事。
何時もは御握り🍙2個とお茶だけですが、食後に温かいコーヒーとお菓子を頂きました。
岩の上でマッタリとして、下山はお二人と同じ駐車場なので、同じルート、一ノ谷新道で下ります。レストラン等の有る所まで戻って、大黒岩、鷹見岩、松茸岩などを見て、荒れた感じ、少しアスレチックな道でした。
お陰様で、僕も気分だけは若返って楽しく山歩きを楽しめました。
お互いに「有難う…また、何処かの山でお会い出来たら良いですね」とお別れです。















