今日は術後三ヶ月毎の通院で、胃癌の術後三年目の検査で見付かった大腸癌の術後検査下部内視鏡検査に行って来ました。

僕の受けている検査の中では最も苦手な検査。出来る事ならパスしたくて、今まで半年余り伸ばしてきたけれど、いよいよ年貢の納め時。

開院と同時に総合受付して、先ずは血液検査の採血。順番が少し遅くなって下部内視鏡検査の看護師さんが先に説明を受けて欲しいと言われ、説明を聞いて下剤の飲み薬1回分=2000/5㏄を飲んでから抜け出して採血を受けて下部内視鏡検査室に戻って、10分~15分毎に下剤を飲み続けます。

前日夜10時に飲んだ「コップ1杯に溶かして飲む下剤」が既に効いてきており、検査室に隣接されたトイレに駆け込みます…が

不味くて冷たい飲み薬を1時間以上かけて2000㏄を飲み干して、3度ほど便器に座っても水の様な便が出るが中々、綺麗には成りません。

でも、どうにか粒状なのも無くなり、看護師さんに確認して貰いOKを頂けました。

 

更衣室に案内されて、上の肌着以外は脱いでお尻に穴の開いたパンツを穿き、術衣を着て施術室へ…なんと…今日の医師は女性、しかも若くて美人…チョット恥ずかしい。勿論、看護師も女性です。先ずは注射をされて、ベットに横に寝るなり、お尻を捲り、パンツの穴を広げて肛門部にジェルを塗り付けられます。まぁ…その時の衝撃!…女性のか弱い力か?と思う程に 奥までグリッと…(*´;ェ;`*) うぅ・・

 

直ぐに内視鏡を入れはじめ、その様子はモニターで僕も見る事が出来ます

完全には腸内が洗浄されていないので吸い取りながら写真を撮って行かれる様です。

少し入ってから横に寝ていた体を上向きにして続けられます。

よく分からないけど、水で洗浄したり、空気を入れたりされている様で、そんな時は苦しいと言うか不快感が満杯…もう…俎板の鯉状態です…でも、これも一種の快感かなぁ~(笑)

開き直って、そんな風に思う様になったらそれ程苦痛でも無く成ってきて、女性という事もあって医師と会話も弾んできます。

医師もモニターに映る状態を気軽にお喋りする様に説明しながら胃の下部辺りまで内視鏡を進めていきます。

僕のお腹を触って「ほら、触ると映像が揺れるでしょ」「此処まで入っているのですよ」なんてね。

お陰で、前回は不快感満杯状態だったけど、今回は良い結果でもあり比較的楽に終わる事が出来ました。正式な結果説明は1週間後の担当医の診察ですが…やれやれです。

 

前置きが長く成りましたが、今回の山歩きのお話は近くの金勝アルプス

ピークとしては北の鶏冠山490.9mと東の竜王山604.7mで、それを繋ぐ北峰縦走線がメインなのですが今回は、落ヶ滝線で北峰縦走線に入り天狗岩に登り、直ぐ上の耳岩分岐から水晶谷線で林道に下山するショートカットコースです。

此れからの冬場や天候が変わり易く芳しくない時、時間の余裕が無い時には、それなりにルートを変える事が出来るので金勝アルプスは重宝しています。

 

何時もの様に上桐生バス停奥に有る駐車場から左手の林道に入り、直ぐに右への落ヶ滝線に入って緩やかに沢沿いの岩場も混じる道を登って行きます。

 

若しかしたら…僕の金勝アルプスの記事では初の落ヶ滝の写真ですね。

登山道・落ヶ滝線から落ヶ滝への分岐を少しで此処に着けます。水量が少なく飛沫も無い程なので滝下まで近づけますが高さはソコソコに有り登山者の憩いの場です。正規の道は元の落ヶ滝線分岐まで戻るのですが、バリルートとして滝の右側を登る踏跡が有ります。滝上の尾根に登って、尾根伝いに進むと北峰縦走線の天狗岩を大きく望む場所に通じています。

 

今回は落ヶ滝線に戻って鶏冠山南麓北峰縦走線に入ります。

 

落ヶ滝分岐から落ヶ滝線を急登すると、右下に落ヶ滝の落ち口を見ます。この岩場も中々の眺望とスリルですよ。

 

落ヶ滝線から北峰縦走線に入り、緩急混じりの道を登って行きます。後ろには鶏冠山が大きく見え、遠くには比叡山も見えてきます。

 

滋賀県の南部、大津市方面。

 

幾つかの短い急登も乗り越えて金勝アルプスの中心ともいえる天狗岩が見えてきます。岩の上に登山者の姿も確認出来ますね。

 

 

天狗岩を巻く様に急登すると、大岩の下はベンチが有る休憩ポイント。ザックを置いてササッと登るも良し、ザックを担いで天狗岩の上でお昼休憩にするのも良いですね。

 

天狗岩からの眺めは京都県境の音羽山から比叡山、比良山系と広がり琵琶湖も大きく北へと広がります。逆に目を転じれば湖南アルプス鈴鹿山地も遠くに見えます。

 

天狗岩から降りて北峰縦走線を更に登ると先程迄居た天狗岩が良く見えます。中間のテラス状に成った岩の上には登山者が3人寝転がってのお喋りを楽しんでおられますね。

 

天狗岩の上をズームアップ。登山者が数名、憩いの一時を楽しんでいます。

 

更に高度を上げて見る北側の景色。左は琵琶湖が霞んで、真中には近江富士(三上山432m)

 

 

寝転んでおられた登山者も、そろそろ天狗岩から降りられそう…

 

 

金勝アルプスはルート外にも、彼方此方に行ってみたく成る様なピークが点在します。彼女となら絶対、行きますよねぇ~…。眼下に見える道路は第二名神です。

 

 

北峰縦走線を登って次の休憩ポイント(分岐)耳岩まで登って、今日はショートカット、天狗岩を周り込む様に右にザレ場、岩場の急降下、水晶谷線逆さ観音上の林道へ下山します。

 

暫くは岩場、ザレ場の急降下を過ぎて奇岩の建ち並ぶポイントを通過して道は緩やかに成って谷沿いを下る様に成ります。

 

 

 

谷沿いの狛坂摩崖仏方面からの広い登山道に合流します。

 

後は何時もの周回コースの道。キャンプ場やオランダ堰堤を通り過ぎて上桐生駐車場へ戻ります。