今回は鈴鹿・鎌ヶ岳のロングコース馬の背尾根を登り、下りは長石谷コースで歩きました。

馬の背尾根の登山口へは湯の山温泉バス停付近の有料駐車場に車を停めて温泉街の坂を登り山岳寺の表示の石階段を登って行きます。

 

山岳寺にも駐車場は有りますが参拝者用なので遠慮した方が良いですね。

 

山岳寺境内から観音山周回遊歩道が有り、その最上部から馬の背尾根の登山道が始まります。右手には大きく御在所岳が望めます。

 

 

 

 

登り始めはイワウチワや白砂が目立つ尾根で標高600m辺りは登りがキツイのですが次第に快適な尾根歩きとなります。

 

 

 

間も無く湯の峰717.1mを通過します。

 

前方に鎌ヶ岳かと思う様な山が見えますが、山頂はマダマダ先に有ります。

 

 

 

湯の峰の先の鞍部では御在所岳が良く見えます。

 

 

 

 

 

 

 

もう随分と歩いて来ました。横に見えていた御在所岳が後ろの方に見えます。

 

 

標高780mを越えると展望も開けてきて道も急登となります。白ハゲと呼ばれる岩峰を登ります。雲母峰(きららみね884.4m)からの道が左から合流します。

 

 

 

振り返ると、歩いて来た長大な馬の背尾根が望めます。

 

 

 

 

 

 

 

白ハゲを過ぎて雲母峰、カズラ谷からの道が合流し、ササやブナが現れササを掻き分ける様に進んでいきます。

 

鎌ヶ岳も確認出来ます。

 

 

 

 

笹原の道を抜け出ると岳峠に着きます。目の前には鎌ヶ岳、岩をまとった山頂が迫ります。

 

鎌ヶ岳山頂へは右側を登って行きます。

 

 

 

滋賀県側には雨乞岳などの山々が望めます。

 

岳峠から岩峰の右側を山頂へ登ります。向うの尾根は鎌尾根と呼ばれる所です。

 

 

鎌ヶ岳山頂から見る馬の背尾根

 

鎌ヶ岳山頂から見る鎌尾根

 

 

 

鎌ヶ岳山頂は南北に細長く、展望も良いです。

 

 

 

鈴鹿の盟主・御在所岳

 

鈴鹿第二の高峰・雨乞岳、左に綿向山、右にイブネ

 

 

下山は長石谷コースなので、岳峠までは往路を下ります。

 

 

岳峠に下ってから此処でお昼休憩にしました。

 

岳峠からは左側(三重県側)の谷を下ります。

 

 

荒れた景色ですがペンキ印や踏跡は明瞭ですし、谷筋を下れば間違い無しです。最初は傾斜が強いので落石に注意しながら歩きます。

 

 

 

 

 

 

傾斜が緩んで左に見逃し易いですが犬星谷が合流しており奥に犬星ノ大滝が見えます。此処で半分近く下って来ています。

 

谷にも潤いが出て来ます。

 

 

 

 

小滝が連続し、ナメ滝も眺めて、道は何度も谷を渡り下って本流近く成ると左岸に付けられた山道に入ります。

 

 

山道から谷に出て渡ると長石谷登山口に着きます。

 

 

長石谷登山口は、湯の山温泉の大石公園や蒼滝を通って、鈴鹿スカイラインの駐車場まで通じる舗装路に出ます。

 

この車道を下って湯の山温泉へ戻ります。

 

 

 

 

車道をテクテク下って愛車の待つ湯の山温泉に戻ります。

歩行時間約6時間、歩行距離8.5km、累積標高差915m。全行程7時間の僕達には少しキツイ山旅でした。馬の背尾根の道は明瞭ですが、一部、白ハゲ付近の分岐で迷う事も有りましたが、常に尾根を登る様に進めば間違わないと思います。