大御影山は滋賀県今津と福井県美浜との県境の山で登山口は家族旅行村ビラデスト今津から歩行距離13.7km(往復)累積標高差774m歩行時間6時間と距離の割に高低差が少ない比較的緩やかな山歩きで広大なブナの森が広がり豊かな自然が残り春には沢山の花が咲き山歩きの楽しさが存分に味わえます。

アクセスは琵琶湖の西側国道161号線を北上しマキノ高原の手前今津の次のICで函館山の裾を走り、その奥の家族旅行村ビラデスト今津に向かいます。ビラデスト今津の駐車場に車を停めて下りに歩いても良いですし下り切ったT字路左側の平池の空地にも停められます。

登山口はT字路を右(車両通行止)へ進む杉林地の中に左へ分岐する登山口が有ります。

 

平池の空地に停めてT字路方向に歩き始めるともうお花が咲き乱れています。

 

 

T字路を直進して杉林の林道を20m程行くと左側に登山口表示が有り自然林の森に成り小さな沢を越えて登って行きます。

 

自然林の道になると早速お花が目につきます。

 

 

 

 

 

直ぐに近江坂とバイパスの分岐が有ります。稜線上で合流し近江坂の方が花は多いのですが急登なので復路に使いバイパス道を登って行きます。

 

雰囲気の良いトラバース気味の道を登って行きます。

 

 

 

稜線上に登り詰めると道は右へ方向を変えますが先程の近江坂道と合流し登山道中数少ない展望地でもあるので小休止して琵琶湖湖北や竹生島を望みましょう。

 

此処からは稜線上の緩やかな道です。道には残雪が残る所も有るので気を付けて花を愛でながらの歩きに成ります。

 

 

 

この様な感じの道で4月でも僅かな違いで残雪が多く残っている時が有ります。出来れば連休直前の4月下旬からが良い時期だと思います。

 

 

 

道は何処までも緩やかで明瞭です。ジンワリと応えてくるタイプですね。

 

コースの一部にはシャクナゲが多く続く所も有ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カタクリは群生では無いけれど道端の彼方此方で見られます。

 

 

 

西日本に多く絶滅危惧種に指定されている県も多い珍しいキスミレも時々見られます。

 

 

 

 

 

 

登山道は2/3程の所で林道に一旦下ります。河内谷林道です。直ぐ先から再び尾根に取付きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大谷山、赤坂山方面への道を分けて進みます。此処からは大御影山山頂に向かってやや傾斜が増してきます。

 

 

 

道は相変わらず眺望が有りませんが右の土手上に登ると遠くに赤坂山などが望めます。

 

 

 

 

大御影山山頂も近くなると広々とした明るい尾根で寄道したくなる様な雰囲気です。

 

 

 

大御影山山頂950.1mに着きました。3時間位掛かりました。眺望は北東側と南西側に有りますがそれ程高い山でも無いので映えません。やはり今の時期の花の山ですね。

 

眺望は無くとも雰囲気の良い山頂なのでお昼休憩には最適です。ゆっくり仲間と団欒を楽しんで下山は往路を戻ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

近江坂分岐まで下ったら展望が良いので小休止。下山は近江坂を下ります。

 

湖北の桜並木で有名な海津大崎竹生島が望めます。

 

分岐を左へ少し平坦路を歩いてから急降下の道ですが花も多いです。

 

 

近江坂を下ったら登山口も近いです。杉林の林道に飛出します。

 

杉林の林道を歩きT字路で左へ行くとビラデスト今津、直進すれば平池の車を停めた空地に着きます。