布引山地の経ヶ峰819.3mに行ったのでその帰り道でもある霊山765.8mにも寄道。此処も累積標高差400m、歩行距離3.5km歩行時間2時間弱程度ですし東海自然歩道が通っているのでお気楽ハイキング。ただ単独行なので登頂後は気分も乗らず周回コースでなく霊山寺からの往復です。雰囲気に流され易く意思の弱いのが丸出し…だけれど、こうも寒くてはねぇ~…。名阪国道・上柘植ICから数分で霊山寺の駐車場です。此処に車を停めます。
霊山寺の境内に入り右手の天然記念物・樹齢300年のオハツキイチョウ下に進みます。
本堂の右、竹林に石仏の並ぶ旧参道から登山道がはじまります。
旧参道沿いには石仏が沢山目に付きます。
旧参道は本堂の裏手に回り込む様に付いており次第に登山道らしく成ってきます。
直ぐに一合目の表示が有り山道らしく成って高度を上げていきます。
階段道ですが段差も低くて歩き易い道です。
櫻地堂と読めますね。所々に名の付いた石仏や岩が有ります。
此処には六地堂が有りました。
七合目でようやく眺望も得られる様に成って来ます。
此処にも名の付いた岩が有りました。原地堂と書かれています。
たいこ岩に着きました。この付近から傾斜が緩く成ります。
傾斜が緩く成って、東海自然歩道分岐に着きます。
良く整備された道になり眺望も開けた所にベンチも並んでいます。暫くは緩やかな道です。

公園の様な雰囲気が続きます。九合目を過ぎると階段状の道になり最後に石の階段を登ると周囲を盛土で囲まれた霊山山頂広場に到着です。
石の階段を登り霊山山頂広場に着きます。
山頂広場の盛土の上に山頂表示やベンチが有ります。765.8m、一等三角点です。
此処でも勿論、タイマーでパチリ。
伊賀平野、青山高原遠くには室生の山々を遠望出来ます。
この様に右は山頂広場に成っていて周囲は土手状の盛土です。
広場中央には石室が有り仏像が安置されています。
霊山という山名は釈迦が法華経を説教したインドの霊鷲山(りょうじゅせん)に似ている事から名付けられたとされ霊山寺は平安時代に伝教大師が建立したが戦火により消失した。現存するものは延宝年間(1673~1680)に再建され秘仏の十一面観音を本尊とする黄檗宗の寺で旧参道に有る石仏群は江戸末期の文化・文政頃につくられたものです。
山頂石室には聖観音立像が安置され近年行われた発掘調査で遺物が平安末期から鎌倉時代のものと確認され一帯が県指定の史跡に指定されています。
山頂の説明板によると以上の様な内容です。あまり仏教史に興味無いけど歴史ある山なのですねぇ~。歴史ロマンに慕って誰も居ない山頂をのんびりと散策。往路を下山します。
下山は霊山寺左側に出て駐車場へ戻ります。
こうして今回も山歩きが出来て満足。感謝して帰途につきました。しかしまぁ今年は雪降りの日が多いですねぇ…こうしてブログを書く部屋からも朝から雪が降り続いているのが曇りガラスの向うに見えます。日中だから屋根や畑が白くなる程度で道路は溶けて有り難いのですが今日は寒さ厳しいです。ストーブ焚いて重ね着しても寒い…雪降る中を山へ歩きに行く気にも成りませんしねぇ…畑の梅が花芽を開きかけていたけど凍えているでしょうね。









































