和歌山県の烏帽子山909.2mを歩いた帰り道国道42号線を北上して熊野市、尾鷲市を通り峠のトンネルを越えて海山町に入ります。熊野古道「馬越峠」の登山口を過ぎて「海かな?」と思わせる雰囲気の有る銚子川沿いに道の駅「海山」が有り此処に車を駐車させて頂き来た道を戻る様に「馬越峠」へと歩きます。
此れまで幾度か僕は歩いていますが今回はヒメが御一緒で未踏なので軽く便石山だけを目指します。左のⓅから現在地、①②③④⑥便石山と歩きその麓の林道から国道のトンネル近くに出て道の駅へ戻ります。
道の駅から国道を歩いて来ました。此処が海山町側の馬越峠登山口です。鷲下登山口です。此処にも数台の駐車スペースが有りますが満車を懸念して道の駅から歩きました。
この熊野古道・馬越峠道の石畳は保存状態が良くて峠を越えて尾鷲側の馬越公園まで殆んどがこの様な石畳道を歩きます。
夜泣き地蔵尊…明治の頃までは旅人の無事を祈る石地蔵だった様です。
この様な石橋も有る道を鷲下登山口から1時間強歩いて馬越峠を目指します。
道は石畳道が多いのですがやはり峠への登り道ですから平坦路を歩く様にはいきません。展望は殆んど有りませんが時々遠くに台高の山々が望めます。
植林地の伐採された所を登り切ると林道を出会い休憩所も有ります。
峠近くなると道も平坦になり残り20分弱で馬越峠に着きます。
馬越峠です。此処まで海山町側・鷲下登山口から7、80分位。尾鷲市側・馬越公園からは3、40分位です。今回は便石山ですから此処から右側へ一旦下ります。
馬越峠から下ります。折角登って来たのに随分と長い下りです。…(*´;ェ;`*) うぅ…
下って行くと前方に便石山が望めます。左側から攻めて山頂下を右へ回り込んで山頂です。下ったから余計に高く感じますね。
カメラの倍率を上げると例の象の背と言われる大きな岩も望めます。
便石山に向かって登ります。暫くは歩き易い道ですが徐々に急登に成って来ます。
いよいよ便石山本体への尾根の急登に掛かると尾鷲市街が望める様に成ります。
街の向こうには熊野古道最高難所といわれる八鬼山越えも望めます。
山頂下付近を回り込む様になると岩や石が多くなってきます。もう少し頑張ります。
階段状になった岩の多い急登道が緩くなってくると反射板が見えてきます。
反射板近くを回り込んで一登りで便石山に着きます。
展望の無い便石山山頂598.9mです。馬越峠から1時間15分の歩きですが僕達は2時間程掛けての登頂です。
山頂から少し下った象ノ背に行きましょう。此処が目的地ですものね。
此れが象の背と言われる大岩です。
便石山の良い所を凝縮した様な場所です。素晴らしい展望と岩の上に登るとスリルも味わえますものね。
岩の先端からの展望。熊野灘と天狗倉山522m。熊野古道馬越峠は一段下のライン中腹辺りですね。眼下の右下の尾根を登って来た様です。
ヒメは怖がりだから後退りで…
今回はカメラマンが居るので撮って貰えました。ヘッピリ腰ですけどね。
下山は登って来た道の反対側へ下ります。(キャンプイン海山側)
40分程の山道で林道に下山しました。更にキャンプイン海山まで登山道が有る様ですが鷲下登山口道の駅海山とは方向が違いますので林道を歩いて国道42号線尾鷲トンネル下に向かいます。
林道を少し下ると駐車場と休憩ベンチが有りました。此処まで車で来て登られる人も居る様です。
長い林道歩きです。国道まで1時間強をテクテク…最大の難所です。
やっと国道分岐まで来ました。右へ登ると直ぐに尾鷲トンネル左へ国道を下って行きます。歩道が無くて路側を歩くので車に注意です。
長い国道歩きで鷲下登山口に着きます。でも僕達はもう一頑張り、道の駅「海山」へ。
便石山から往路を戻った方が楽だったかも…の下山路でしたがヒメには未踏の道。長い林道歩き国道歩きも焦らずのんびり歩くならそれほどでも…ですね。象の背から望んだ天狗倉山にも行きたい…と言っていますがどうなる事やら…です。チョット疲れました。とりあえずは尾鷲市の熊野古道会館上に有る日帰り湯で疲れを落としましょう。
























































