今回も滋賀の低山歩きです。大津市に有る湖南アルプスの内堂山

この数年新名神の工事が麓で進められており通行止や迂回しなければならない事が多いので予定を時には変更しなければ成りませんが大きな影響は有りません。

何時もなら天神川の土手を沿う林道へ進入して空地に駐車するのですがアルプス登山口バス停の手前田上公園に駐車しました。鬱蒼とした両側を閉ざされた林道を進むと左側が天神川の河原まで開けた所に着きます。夏場にはよくキャンプをされている所です。今回は此処を基点として堂山を歩きます。

広い河原に降りて天神川を渡渉します。登山コースに成っているので特に増水時で無ければ石が並べられてあり濡れる事無く渡れます。対岸に渡渉したら左方向に踏跡が有りますがおよそ2本のコースを選択出来ますその一つが最初に回り込む尾根を登るコース。もう一つがその尾根を回り込んだ先の谷を登るコースです。

谷コースは堰堤まで岩場の沢を登り堰堤からは堂山山頂へ直接達します。

尾根コースは尾根を登って行くと迎不動、鎧堰堤側からの道の反対側から堂山への分岐に着いて分岐から一旦下って堂山山頂を目指します。

今回は渡渉したら尾根を登って行きました

 

最初は急登ですが直ぐに緩やかに成ります。

 

眼下に渡渉した天神川と車が停まっている林道が見えます。あの林道の向う側に湖南アルプスの主な山々が有ります。

 

谷コースは左下に成ります。遠くに堂山の一部が見えています。

 

尾根コースの右側は天神川。

 

谷コース、尾根コースと言うけれど何処でも歩けそうな山肌ですからまぁ気の向くままに。

 

湖南アルプスの山々が右側に見えてきます。遠くは音羽山など京都府との境の山です。滋賀県は狭いですね。チョット見透しの良い山に登れば県内中が見渡せますものね。

 

スタートした林道が随分と遠く成りました。(真中右付近)

 

堂山が近付きました。尾根コースは右から尾根伝いに回り込みます。谷コースは、沢から堰堤を越えたら向う側の尾根を左から直登します。

 

 

尾根コース迎不動登山口からの道と合流して直角に左折れ。一旦下ってからあの尾根に登ります。堂山山頂は一番奥左端のピークです。この山は低山ですが見ての通り岩場とザレ場の歩きが魅力ですね。

 

それに展望も良いですね。右の三角山は近江富士(三上山)遠く真中は奥島山ですね。

 

それに見透しが良いのでコースを外れて歩く事も出来ますからそれも魅力です。

 

少し遅れて数名のグループが登って来られました。山頂でお昼休憩を御一緒しました。愛知県から来られた山会の一行です。下山は御一緒させて頂きました。

 

どの岩も登れるわけでは有りませんがこの岩はポーズをとられる女性をよく見掛けます。左に小さく近江富士右側は金勝アルプスの様ですね。中腹に凸と天狗岩の様です。

 

 

琵琶湖側ですが遠くは山が低すぎて見えませんね。比良の山々も薄っすらとしています。

 

此方側の岩山を登って来ました。左下にロープも見えています。

 

比叡山や南湖は良く見えます。

 

 

あの橋は近江大橋ですね。大津市街です。

 

山頂でお昼休憩しながら素晴らしい展望と楽しいお喋りをして一緒に下山します。

 

谷コースはこの様に岩場の沢歩きです。濡れた岩は滑り易いので注意ですね。

 

 

最後は天神川を渡渉して林道歩き。皆さんはバスで来られたので僕とは此処でお別れです。

仲良くなれたのですが一時の山でだけの御付合い。縁が有ればまた何処かの山で会えたら良いですね。