無事にスーツケースの鍵も開いたことだし、
食事にでも出かけることにする。
おっさんと戦っていたので、朝食抜きになってしまった。


何とかセンターに電話をかけてくれたり、
いろいろと動いてくれたので、
ごちそうするから、どこがいい?とJimmyに尋ねたら、
OISHIのビュッフェがいい、とのこと。
俺、タイ料理食いたいんだけど、それって日本食でないか?
貴重な1食が日本食になってしまうのは残念だが、
こちらから聞いておいて、却下するわけにもいくまい。


BTSに乗って、サイアム駅で降りて、サイアムパラゴンへ。


ちなみに、OISHIは、
タイで日本食レストランの経営や日本食を販売している企業だ。
すし・しゃぶしゃぶ・すき焼きなどを出店しているが、
いちばん有名なのは飲料だろう。
OISHIの砂糖入り緑茶…、俺の口には合わない。


連れて行かれたのは、OISHI SHABUSHI。
何となく想像できると思うが、
しゃぶしゃぶとすしのビュッフェだ。
1時間15分食べ放題で、290バーツ。
高いか安いかは、食べた量で決まるところだ。
ちなみに、俺はきっと元を取っている。


店のシステムは、日本の回転寿司のように、
しゃぶしゃぶの食材が回ってくる。


ゴン太は東南アジアでだらだら


すしは回っていなく、これは自分で取りに行かねばならない。
すしを見に行ったら、大好きなサーモンが並んでいた。
外国で生モノは危険だが、
日本食レストランなら安心という錯覚に陥りやすい。
実は、数年前のマレーシア・ペナン、
ホテル内の日本食レストランで、
生ガキと刺身を大量に食べて、あたってしまい、
体中にじんましんができた経験がある。
それなのに、また食べてしまった。


ゴン太は東南アジアでだらだら


すしを食うなら、しょう油だ。
しょう油をさがしていたら、Jimmyが渡してくれた。


ゴン太は東南アジアでだらだら


これ、スーソじゃねーかよ。
俺が欲しいものは、スーソでもなく、ソースでもなく、しょう油ですよ。
中身はしょう油でした。


たっぷり注がれていた、トムヤムスープが蒸発してしまうくらい、
しゃぶしゃぶを食べまくった。
ホントに蒸発してしまったので、追加してもらったくらいだ。
タイ人って、小食な人がけっこう多い気がするのだが、
Jimmyは細身の割には、自分と同じくらいもりもり食ってくれるので、
気持ちがいい。
こちらも遠慮せずに食べられるというものだ。


店内には、生花も飾ってあって、日本らしさを演出している。


ゴン太は東南アジアでだらだら


日本食が恋しくなったら、行ってみてもよかろう。
ビュッフェなので、そんなに期待しすぎてはいけないが、
まずくはない。


空腹も満たされたので、
今回は知的な観光でもしてみるか。