出発当日、仕事は2時間残業した19時に終わった。


21時の電車に乗れば間に合うので、時間は余裕だ。
家に帰って、ご飯を食べてシャワーを浴びよう。
金曜日の深夜便でも、けっこうスムーズだ。


出国手続き。


羽田空港の国際線ターミナルは、人が少なくてスムーズだ。
あっという間に手続きが完了した。


しかし、TGは遠かった。
これまで羽田を使った場合、
ゲートが開くとすぐに機内に搭乗できるのだが、
TGは日系と違って、バスに乗らねばならない。


ゴン太は東南アジアでだらだら


バスに乗ったのは、最終アナウンスの時だった。
無事に乗れたので、よしとしよう。


行きの飛行機としては、久しぶりの深夜便だ。
これまでの深夜便は、
ドバイ行きのエミレーツ航空しか乗ったことがなかった。
行きの深夜便の機内は、何をすればいいのか分からない。


明け方の4時半バンコク着なので、機内は寝ることにする。
チャーンビールを片手に、柿ピーを食べたら爆睡。
のつもりが、興奮して眠れない。
何てったって、これから8日間めいいっぱいタイに滞在するのだ。
アユタヤー行って、サムイ行って、と
いろいろ思案するのが楽しい。


しかし、フライト時間6時間起きっぱなしというわけにもいかなかった。
うとうとし始めた頃、
むりやり起こされた。
機内食の時間だ。


ゴン太は東南アジアでだらだら


ずいぶんシンプルじゃねーかよ。


ま、夜食ということで、こんなもんでしょう。
寝起きだろうが、完食した。


なんだか中途半端な機内の過ごし方だったが、
TGは定刻どおりバンコクに降り立った。
4時30分のバンコクは、真っ暗でございます。

行きの便は、羽田0時20分発、バンコク4時30分着だ。


当然、金曜日は仕事な上に、
1週間分の引き継ぎをしなければならない。


仕事に関して、この辺はぬかりないので、
1週間前から引継書を作り始めていたし、
なるべく引き継ぐ量も多くならないようにこなしたので、
問題なくクリア。
あとは、当日トラブルが起こらないことを祈るだけだ。
仕事をきちんと引き継ぐことは、
タイでの1週間、仕事と無関係で過ごすために、
とても重要なことである。
おかげで、タイにいる間、携帯には電話がかかってこなかった。


旅行準備の段階では、
金曜日の仕事が終わってからパッキングというわけにいかないので、
木曜日の夜までに完了させなければならない。
これが、厄介だった。
平日の仕事を終えてからだと、
よーしパッキングするぞー、というテンションにならないのだ。
もたもたしてる間に、既に木曜日。
慌てて準備したが、1時間くらいで終わった。


なんだ。
前日にちょちょっと準備すればOKだった。
何度も旅行しているのに、
この辺は学習できないでいる。


準備は、OKだ。
とりあえず、バンコクまでは行けることになった。

震災の影響で、
外国航空会社の日本への就航便が減便されている。
TGもその例に漏れず、だった。


毎年の夏休みは、
初日の土曜日午前に成田発の便でバンコクに飛び、
1週間後の土曜日朝に成田着の便でバンコクを発つ。


これを、今回は行きだけ羽田発の深夜便に変えたかった。


ところが、土曜の朝バンコク発の便がフライトキャンセルになっている。


ということは、
1.金曜日深夜にバンコクを発って土曜日朝に成田着
2.土曜日午後にバンコクを発って土曜日夜に羽田着
の選択しかない。
料金は同じだ。


1の場合、タイでのだらだら生活から日本の日常生活に戻すための
十分な時間があるので、月曜からの仕事もスムーズ。
しかし、タイにいられる時間が短くなってしまう。


2の場合、帰国当日の午前中もバンコクで遊べて、
めいいっぱい満喫できるが、
何せ羽田に到着するのが22時30分。
自宅に帰るためには、23時のモノレールに乗らなければならない。
国際線が空港に着陸してから、
その後30分でモノレールに乗れるだろうか?
30分の間にしなくてはならないこと。
・飛行機が止まったら降りる(これがなかなかスムーズに降りられない)
・パスポートコントロールで入国スタンプ
・スーツケースをピックアップ
・税関抜ける
これを、30分でできるか?
ちなみに、韓国に行くくらいなら、
スーツケースのピックアップが省略されるので、
20分あれば、羽田なら余裕だ(実証済)。


確実性の高い1か、冒険して2か。


2にしました。


羽田到着が遅れただけでも、アウトです。


でも、翌日の日曜日も一応休みなので、
羽田空港に宿泊することも可能です。