こんばんは
土曜晩、いかがお過ごしですか?
風邪引きそうになってヤバいなぁと思いながら、
熱いかけそばを食べてから、
今宵はコチラへ
ごんたきーquality←
浜中文一主演
末澤誠也(関西ジャニーズJr.)出演
舞台「スケリグ」@DDD青山クロスシアター
を観劇して参りました。
いやー!!
いやーーー!!
文一スゴいよ!
ラストの覇王感、ハンパない
引くレベルです。って王ではりませんが
またまた首を強く痛める席だったもので余計に。
↓以下ネタバレします
音楽
あのクロスシアターで、生演奏なんですよ。
世界の各種楽器が色々な音を奏でるので耳が心地良いです。個人的にはチベットの鐘が好きです。あれ、どこで聴いたことあるんだっけな?前からすきですねえ。鳥の鳴き声風の音もバリエーションあるし、音フェチには堪らん。
席がアレなので叶いませんでしたが、
楽器さんをジッと見つめていたいレベルの素敵さでした。あれ、いいなー
あと音楽の方(吉田能さん)がそもそも男前で、面白い帽子をかぶっているのでやけに目が惹かれる
演者
文ちゃんは何役(8つ?)も務めます。
他の出演者もですね。何なら楽器の方も演者です。
自分のメインの役に加え、別の役や、ストーリーテラーの「ゴースト」を使い分けるのがお見事。
文一の演じる冒頭の不動産屋さんもなんだか可笑しくて、ついつい笑いそうになるけど、いろんな仕掛けがあるはずと思って一生懸命目をこらして見ようとしました。
しかし、見るものが多いのと引いて見られないので辛い。
初観劇は真ん中以降のお席で、度重ねて観劇したほうが発見があって面白そうです。
スケリグの翼の機構?がなかなか面白く、アレ、結構重そうだし文一肩凝り酷そうとか、またイラン事考えながら見ていました。
一見真面目風、今ひとつ無反応な観客のごんたきーハッタリですね。
肌が透き通るように白く、カラコン入れてる?からか異邦人じゃないな、空想の「何か(something直訳よな?)」感が顕著だ。
ラストの文一の歌声が、もう圧巻なんですよ!
是非皆様にお聴き頂きたく。
この人、台詞の言葉を発するだけでも場を掻っ攫うというか、空気を支配するんですよね。そんな人が歌ったり踊ったりしてしまうと、もうそれはそれは。
あ、その時にまあまあの量のスモークが焚かれるのですが、あれってCO2ですよね??
まともに吸い込んだらまあ苦しくて、でもずっとは息止められないし、、厳しかったです
ストーリーテラーの時も声が好きだからたまらん。そもそも台詞が聞き取りやすいからお話がスッと頭に入ってくる。
観る度に、この天才はヤバいなと痛感する。
デキるオトコマエどころの話ではない。
歌踊りもデキるオトコマエなのに、お芝居をすることが好きでたまらない「お芝居はご褒美」感が常に溢れていて、見ている方も嬉しくなる。
スエザワ
我が席はもうスエザワというかマイケル席でして、真の末澤ファンの方に申し訳なかったです。
が、初めて間近でジックリガン見しましたところ、スエザワさんというよりマイケル(10)にしかみえませんでした。とても可愛らしい無邪気な少年。
キラキラした眼が印象的でした。さらに、極小番長だけあって、子供の役はアリでしたね。
スケリグ、マイケル、ミナの3人で円陣ダンスをするところでは、末っぽさというか屋良っちが見えました。
お芝居も全然問題ないし、こんな達者な方々に囲まれて2時間出ずっぱりのほぼメインキャストとして出演でき、尚かつ一番手本になる同じ会社の先輩が居てくれるなんて、末はめちゃくちゃラッキーだと思う。
ミナ 渡辺菜花さん
まだ18才なんですね。お芝居は上手いし、何より動きが素晴らしい。ダンスがかなり得意なはず。
Mrsマッキー 奥村佳恵さん
群を抜くお芝居の上手さに度肝を抜かれました。終演後たまらず(この方のことを知りたいがためと行っても過言ではないほど)、公演パンフレットを買いに走りましたよ。読むと、蜷川さんのところで積んだそうな。そりゃ凄いはずだ。出色でしたもの。今後も彼女のお芝居見たいと思いました。
工藤広夢くん asリーキー
そうです、TOP HATのタップ群舞でこれも抜群に(三井先生は除く(笑)あの方はそもそも「違う」ステージに居らっしゃる先生※ソーホーの振り付けをしてくださいますだから)上手くて目を引いたあの彼。ぼんやりとは、この作品でもまた見られるなあとはわかっていましたが、彼もいいですねえ。
彼を見て、奥村さん、ミナ、末も、踊れる人たちがほとんど踊らなくとも、動きの端々にその際立つ身体能力か現れるのだなと感じました。この間のTOP HAT屋良ベルトしかり。
ストレートプレイといえども、やっぱり踊れるって大事!!!
今作はストレートプレイと名は付いていますが、若干歌踊りがあるのでお得な気分になれます。
金子昇さん asお父さん
確か戦隊モノで役者やってたような、と思い出しつつもそのオトコマエな顔に釘付け。顔がカッコいい。あと、背は小さくないですよね?他の演者さんがあまり大きくないからあんまりわからなかったけど。
この方もお父さんという重要な役ながら、まあ細かく楽器やったりゴーストやったり先生やったりいろいろ忙しそう。つか、末以外のキャストさんのが早替えとか忙しそうよね。舞台裏ヤバそう。
あとあのセットでは中腰やかがめることが多いから素人なら腰痛めそう。キャストさんもスタッフさんも毎日入念にストレッチされているのではないかと想像。
瀬戸カトリーヌさん as お母さん
佇まいはもうヨーロッパ人です。日本語がやけに流暢だわと思ってしまうほど。しかし、その彼女もまあお芝居が上手い。こんなにデキる人だなんて存じず。なんか今まで損した気分です(笑)
あの、それぞれ書いてみたけどほとんど同じ感想じゃん(笑)
いや、全キャスト素晴らしいし、お話は原作があるファンタジーだけど解り易いし、BADENDかとおもいきやなのも良いし。演出がいいのもありそう。
プロジェクションマッピングや影絵といった映像効果(特に流れるやつ←表現w)も美しく、眼の保養になるほど。
セットも細かく、ひとつひとつ丁寧に作ってあって、あのクロスシアターという箱でもなんとか演れるぐらいにはぐちゃっと纏めてきましたね。すべてのセットに意味があるから何も削れない。
でもとっても狭いし高さがないから、演者さんらが本当に大変そうだし、スタッフさんはもつと苦労してそう。一度大きな箱でどんなふうになるか見てみたいので千秋楽の芦屋行こかな?
何度でも観たくなる仕掛けの数々。
これは4Dというわけではないはずですが、なんとなく舞台から匂いもあって、余計にその世界観に引き込まれました。あれは単に演者とかの匂いだったのかなあ?でも香水とかとは違う何かだったが、、
今回のお席が上手寄り?(クロスシアターで上手も下手もなさそうな狭さだけど)だから、浮浪者?病人?スケリグ文一が最下手のソファーに座っているときが重要なシーンなのに首を痛めるのを恐れて思い切りそちらに向けなかった(泣)下手のほうがいいかなと思うものの、ラストは文一が目の前だったので(しかもカーテンコールで捌けるときなんかこっちを見られた気がする!?怖)まあ堪能できたしいいとしましょう。
演出、音楽、美術、キャストの能力の高さなど全てが贅沢で、
秀逸
の一言に尽きる作品。
ごんたきーには珍しく、作品としてあと何回か観たいと思わされました。
ウォーリー木下さんの演出は初見でしたが、肌に合いそうだと安心。(ふぉ〜ゆ〜くんたちも演出してもらってたよね?、確か)
これ程の環境でお芝居ができること自体が、既に幸運でしかありません。
文一、
特に末、
本当によかったね。
これをきっかけに、もっともっと仕事掴んできてください!
さーて、こうなってくると
屋良朝幸のRed Hot &COLE
林翔太のソーホー・シンダーズ
もかなり楽しみになってきたなぁ
ザ・J's SHOW的な舞台も豪華でいいのですが、
高品質なものに触れると心が豊かになれて、自分が特に応援しているアーティストの経験値がグッと上がる楽しみがあるのでとてもいいです。
みなさんもスケリグは是非一度観てみてくださいm(_ _)m
あー、いいもの見た〜
27番(春巻)と53番(チャーシュー)とBrown ALE (神々の食べ物)