私がよく使うデザインの参考資料に家紋の本があります。

いつも見ているのは「平安紋鑑」

 

 

 

 

ヨーロッパにも家の紋章があるように、日本にも家の紋章があります。

それが「家紋」。

場所地域や苗字に由来するので先祖から伝わることが多いと思います。

 

平安時代から家系を表す「マーク」として使われていたと言われています。

「マーク」という言い方がふさわしいかどうか分からないけど・・・

 

武士の時代になると、

刀や甲冑に家紋を入れ、

家系に武勇や功績を表すものとして大切にされてきました。

「うちのご先祖さんにこんな偉い人がいたよ」みたいな感じでしょうか。

 

江戸時代には、武士だけではなく農民や町人なども家紋を付けることが許されました。

こうして庶民にも広まったと言われています。

私たちがふだん目にするものとしたら、五月人形にその名残がありますね。

正装の着物にも紋がついています。

紋付羽織袴って言いますよね。

女性の着物には、祖母・母から受け継がれた紋を入れます。

母方の紋を受け継いでいくのです。(女紋・裏紋とも言われます)

 

神社仏閣でも見ますし、

お墓の石にも彫られています。

屋根の瓦にも見られます。

そういうことから、普段意識はしていなくても、

よく見るといろいろな所で目にすると思います。

 

 

さて、家紋のデザインには、

花鳥風月として表される自然、

鳳凰や龍などの架空の縁起物が使われています。

そこには日本人の「(いき)」が表され、とても洗練されています。

 

今年は辰年。

龍の家紋もいろいろありますね。

 

 

 

強面で稲妻の中を駆け抜けていく龍もカッコイイのですが、

こういう時代だからこそ、優しい光を発しながら宝石を掴んで昇っていく龍も良いかもと思いました。

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