日本の古民家って、結構良い材木が使われているんですね。

 

この昭和にリフォームされた家は、大正時代?明治時代?の木材をそのまま利用しているようです。

 

だから、70年80年もしかしたら100年以上前の木材かもしれません。
目が詰まってしっかりした国産木材だそうです。
そして温暖化と言われる昨今、日本でもこういう木は育ちにくいそうです。
今やこういう木材は手に入りにくいとか・・・
 
ひとつひとつその柱や梁を見ていると、
今でも当時の職人さんたちの気合いを感じます。
 
なんとかこの建物をこの形で残したいと思うのです。
 
漆喰壁の美しさも、床の間や欄間の美しさも。
模様の入ったガラスたちも。
障子の格子。
 
 
 

 

昭和の台所のタイルも可愛らしい。
こういうタイルはもう製造されてないんじゃないかな。
 
職人さんたちの技のなしえるもの。
このタイルを作った職人さんもこの台所に貼った職人さんも既に随分ご高齢になっているか、もしかしたらもう亡くなっておられるかもしれません。
でも、このタイルはこうして残ってます。
 
なんとかこのタイルを残しつつ、使いやすい便利な台所にしたいものです。
 
 
こういうものに接しながら子供たちに育ってもらいたい。
なぁんて思う今日この頃です。