関西はもうそろそろ梅雨明けでしょうか?
いきなり夕立に降られました。
ピンポイントで。
ピンポイント命中って感じです。ずぶぬれ。
 
 
ジュエリー作家のきむらひとみです。
 
純銀粘土のペンダントトップが仕上がりました。
無骨なシルバーのペンダントです。
オーダー作品です。
お客様の元へ発送しました。
 
エンドレスノットというチベットの飾り結びをデザインしています。
上からヒラッと掛けているのは、カターという白いスカーフをイメージしています。
これは、チベットなど密教の国で敬意を表す歓迎の布です。
 
ハワイのレイと同じような意味合いかな。
数年前、インドのダラムサラへ行ったとき、
沢山の人々がダライ・ラマ法王にこのカターを渡していました。
純粋な気持ちを表す白いスカーフで心から敬意を表します。
 
そして、下に蓮の花。
 
 
今回、作り方を迷ったんですよ。
デザイン画を描いて、制作は専門の職人さんにお願いしようか?とか、
自分でワックス原型を作ろうか?とか
銀の板を切って作ろうか?とか・・・
 
で、そのうち
純銀で作るのが良いように思えてきて、
銀粘土で作ったわけです。
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無骨な手びねりです。
ハンドパワーが伝わるかな。(笑)
 
制作過程はInstagramにUPしています。
 
不思議なもんで、このシリーズで違うやり方で作ってみたくなってきました。
この部分は3Ðで原型を作ってもらおう・・・とか、
この部分は銀板を糸鋸で切ってみよう・・・とか、
 
やり方が変われば、同じデザインでも表情が変わります。
あんなこと、こんなことがやってみたくなる今日この頃です。