神無月の道(小宮神社の獅子舞)無心の獅子童が狂う | ゴン太親父のお散歩日記

          曼珠沙華

咲くも  無心

散るも  無心

花は  嘆かず

今を  生きる

坂村真民.   「念」花

お彼岸の中日にあきる野市草花の小宮神社の獅子舞を拝観しました
 小宮神社(明神さま)
(村社)
 
御祭神       伊邪那岐命
例大祭 .九月二十三日.(秋分の日)
社御由緒
承元元年(1207)丁卯 武蔵西党の平山季重によって創建されたと伝えられる
寛正四年(1464)豪族,小宮上野介 憲明が奉納した梵鐘は国重要美術品に認定
 
別当寺      大行寺
所在地      東京都あきる野市草花.北小宮2981
 祭.地口行灯 
 
読み         おきつね  ハ寸 とび
元句          義経 ハ艘 飛び
説            浄瑠璃「義経千本桜」より
 万灯
頂きに伊勢の二見ヶ浦の夫婦岩と朝日を模した飾り物  行燈は「鎮守祭礼」「天下泰平」「家内安全」「五穀豊穣」
 大頭(だいがしら.雄)
 
金色の宝剣.金黒赤のネジレの二本角
眉毛は白.頭は東天紅の尾羽.縦髪は書き初めの切り下げ
雌獅子
 
朱の宝珠 .白の睫毛.歯はお歯黒.頭に鳥の尾羽に五色の幣紙の切り下げ
小頭(こしようかしら.雄)
 
赤黒金色のハ角形の二本角.睫毛は「ヤク」の毛.頭に東天紅の羽根と幣紙の切り下げ..水引き麻紺に岩場に咲く牡丹の花 
 隠居獅子頭
古い獅子頭は函獅子と呼ばれ☔️雨乞い獅子として使っていた   「竜頭型」です
記録
獅子太鼓の胴内に元文三年(1738)成年文月吉日 と文政八年(1825)修理の墨書
花笠.四人
六角台に榊を立て五本の造花 牡丹🌺
水引きは紫の薄布を下げる
 
竹.一節 半割ササラ 五色の幣紙ふさを飾る
 ぶつこみ.触太鼓
 
小宮神社 宮司宅で獅子衣装を整えて獅子連一同が神社⛩え奉納の道行きです
♪〜 トーヒィ−ヒャ ヒャラー
道中は獅子頭は被りません 子供中心です
衣装を整え神庭に ぶつこみます
六庭 演目
 
昔から伝授される舞の ♪〜曲目は十六種ある(一曲舞方式)現在は☀️昼の部は子供中心の初庭.中庭.仕舞庭の三庭に🌌夜の部は初庭.二庭.三庭で六庭になります
 場取り
棒術で神庭の邪気  を抜き.清める
曲目の始めと終いの間に入ります
 天然理心流.棒術
 
江戸時代末期に尾崎.二宮.油平に大西政十が道場を開き伝授 .新鮮組の土方歳三も学んだと言われます
 初庭
(小学四年生が三人一組の奉納)
曲目. と−ろひゃ−りー.....オフフ
          四つ🌸花         .....オカザキ
曲目. トーロヒャーリー
最初の庭の狂い出し(新稽古)が狂う
曲目. 四つ🌸
四人の🌺笠の周りを蝶🦋が花に戯れる舞
一つの🌸に戯れる獅子
ヤァ ー トウ . トウ . トォ〜
 曲目. オカザキ
笛の音の響きが「お岡崎はジョン女郎衆まあ しぃず垂れたょな」の曲譜
小四の獅子童が幣紙を振り乱す
獅子の縦髪は近年まで書き初めの半紙
 仕舞. 棒術
中庭は初庭と同じ曲目   省略
 仕舞庭
曲目 .ショウ デン...クルイ.大人の飛び入り
         オオギリ(大切り).......大刀掛り
ぶつこみ
 曲目. ショウデン
舞上がる舞の美しさと足運びは田植えの姿勢を模している、稲作文化の祝いの舞
 曲目..オオギリ(大切り)
四拍子の曲から「風を起こし、雲が湧き、雨を降らせる」表現と収穫の喜びの舞
 最後の出しもの     大刀掛の前に行う
曲目 . 大刀掛り
狂う前に「お清め」大刀で邪気を祓う
  獅子と棒使いの闘いの舞
塩で清める
庭の脚直し
獅子と大刀掛り  入場(イリハ)
大刀方が庭を清め  祭礼
 扇子で獅子を誘う

 大刀使いと獅子との闘い
 獅子は刀を奪い 咥える
 雌獅子も大刀使いを圧倒し(о´∀`о)
転車(肩車)なって勝ち誇る
 雄獅子は有頂天に狂う
大刀使いに刀を返す
 三匹獅子は仲良く 狂う  (^з^)-☆
 小宮神社の獅子舞  前編
今日も命を授けていただき
 
ありがとう  (^.^)
 
二度とない 人生  だから
 
今日が大事、 今が大切
明日もいい日でありますように。     合掌