生分解マルチの謎
キャベツを植えに畑に行ったら、マルチの上に謎の足跡が・・・
ほどよい水分条件の時にマルチを敷いて、後日行ってみると鳥や小動物の足跡がついていたり・・・
鹿やイノシシに踏まれてボコボコに穴があいていたり・・・といったことが良くあります(もちろん野菜が植えてあっても、お構いなしに踏まれます)
そりゃあ彼らには、ぴっちりまっすぐきれいにマルチを張る苦労とか、はがれないように土をかけておく手間だとか、穴が開くと凸凹になるしそこから草が生えてきちゃう面倒とか、関係ないですから
わが家ではよく使う「生分解マルチ」ですが、植物性の原料でできていて、土に漉き込めば分解してゴミにならないという優れもの
草を抑えたり地温を上げるために欠かせないマルチフィルムですが、一回しか使えないため、プラスチック製のものはワンシーズンでかなりの量のゴミになります
長期間敷いておく必要のある野菜では、プラスチックの耐久性のあるものを使わざるを得ないのですが、短期間のものはできるだけ生分解を使います
はがす手間もないのが
ところがこの生分解マルチ、JAS有機認証を取っている人は使えないんです
農水省の「みどりの食料システム戦略」では導入を促進しているらしいのですが・・・
大量のプラスチックごみを出すのと、生分解マルチを使うのと、どちらが環境にやさしいのか
謎は深まります