2025―26シーズンもいよいよ大詰め。
ニックスが一足早くカンファレンスファイナル進出を決めました。
去年のことも考えると、どうもニックスはプレーオフで一層輝きを増すチームのようですね。
プレーオフだと1ポゼッションの質が向上し、試合のペースが低下しますが、ニックスのシステムはその環境にマッチしているのでしょうね。
去年と今年ではトム・シボドーからマイク・ブラウンにヘッドコーチが変わっていますが、どうも良いほうに作用している気がします。
厳密に調べたわけではないのでただの感想ですが、ベンチメンバーの活用を増やしてスタメン依存度を下げる方針が良いほうに作用しているのではないかなと思います。
特にチームの柱の一人、カール・アンソニー・タウンズが性懲りもなく不用意なファールを連発しするので、スタメン依存度が高いということは、このファールアウト(退場)リスクが高いタウンズへの依存度が高いということですからね。
安定なんてするわけがない。(といいつつ、去年もカンファレンスファイナルまでは行ったんですけどね(笑))
今年はロビンソンとの共存がうまくいっている印象があります。
あと、レギュラーシーズンに色々試していたのが、ここにきて花開いた感じがします。
手札が多く、臨機応変に戦い方を変える柔軟性があるように思います。
ニックスの熱血バスケにインテリジェンスが加わって、去年より強いんじゃないかと思います。
優勝できるかもしれません。
次に勝ち抜けそうなのは王者サンダーですね。
レイカーズには勝ち目があるように思えません。
ドンチッチ不在とリーブスのブランクが重い足かせになっているように感じます。
一方のサンダーはやはり強い。
前述の足かせが仮になかったとしても、最終的に勝てはしなかったのではないかと思わされます。
NBAではここ7年間の間、同一チームによる2連覇はありませんが、成し遂げることができるでしょうか?
カンファレンスファイナルで激突する可能性の高いスパーズとは相性が悪いですし、勝ち残っている他のチームも難敵です
から、道のりは決して容易ではありません。
しかし、だからこそ期待したいとも思います。
NBAを見始めたのが数年前からなので、生で「王朝」というものを見たことがないのですよね。
群雄割拠も面白いのですが、「王朝」というものも体験してみたいです。
そしてまだどちらが勝ちあがるかわからないのが、ウルブスVSスパーズとピストンズVSキャヴァリアーズです。
推しチームのウルブスですが、ドンテ・ディビチェンゾをアキレスけん断裂の大ケガで欠き、そのうえエースのアンソニー・エドワーズも故障を抱えた状態で、まさかここまでやれるとは思いませんでした。
このチームは強いはずなのに強くなかったり、ガタガタのはずなのに意外と強かったり、訳が分かりません。(笑)
そこに魅力を感じているわけではないので、早く安定してほしいのですが、だんだんそんなところも好きになってきました。
勝ってほしいなー。
次に、「エイリアン」ウェンビ―を擁するスパーズです。
彼以外にもキャッスル、ハーパーとあわや3年連続同一チームからの新人王排出となりかけた実力派の若手がいるチームです。
ドラフトと育成がうまいんでしょうか。ちょっとした理不尽を感じます。(笑)
名将ポポビッチは引退したとはいえ、そのカルチャーは確実に存続しています。
新興のチームとは思えない盤石さもあって、個人的にはレギュラーシーズンの初めごろから優勝候補の最有力と思っていました。
ただそう予想したロジックには穴がありました。(いや、そもそも「穴」とかいうのもおこがましいくらいの雑ロジックなのですが)
ここ7年NBAには連覇がない。(原因として、ここに勝たないと優勝できないと他のチームから徹底的に研究されたり、最も長く戦ったために消耗してけが人が出たり、最大の目標を達成してしまい気がゆるんだり、でぃふぇんディングチャンピオンとして気持ちが守りに入ってしまったり、と様々な理由が考えられます。)→サンダーはどこかに負けるはず→サンダーを倒すなら前期から相性の良さを見せていて、今年いよいよ勝ちにくるスパーズではないか。→シーズン初戦を見て「去年より確実に強くなってる!サンダーにも勝てるし、優勝でしょ!」という雑理論です。(笑)
実際当時シーズン最高所率を更新するのではないかと囁かれていた程の勢いを見せていたサンダーを相手に、盤石といってもいいような内容で勝利したので、「おお!やっぱり!」と大喜びしていましたが、その後でウォリアーズに負けて、「あっしまった。ほかのチームに勝てるかどうか考えてなかった。サンダーにとって相性悪いチームがあるように、スパーズにも相性悪いチームあるよね・・・」と目を覚まされました。(笑)
ただここまで来てみると、勝ち残っているチームの中にスパーズにとって相性の悪いチームがなく、ひょっとするとひょっとするかも知れません。
悪いとすれば、今戦っているウルブスとブランソン・KAT・ブリッジスを擁するニックスでしょうか?
ウルブスはディビチェンゾ不在でその好相性の部分がかなり薄まってしまって知るのが、やはり厳しいような気がしますが・・・
キャヴァリアーズVSピストンズはもっと結果が分かりません。
どちらもエースが大好きなので、どちらを応援したらいいのかもわかりません。
そういえばこの2チームは対極的なレギュラーシーズンを過ごしましたね。
キャバリアーズは前年の圧倒的な勝率を残したメンバーからほぼ変わってンまいにもかかわらず、大幅に迷走し、ダブルエースの一人であるガーランドを放出してハーデンを獲得しました。未来ある選手だっただけにかなりの博打です。
ハーデン加入後は成績が大幅に向上し一応は成功と言えそうですが、ここまでのリソースを注ぎ込んだ以上は優勝以外はすべて失敗というシーズンになってしまっていますので、このトレードの評価はまだ出せません。
ハーデン加入によって、ジャレット・アレン/エバン・モーブリーのツインタワーが活性化している一方で、なぜかいまいち冴えないのがエースのドノバン・ミッチェル。
相棒が格下のガーランドから同格以上のハーデンに変わったことで、気後れする部分があるのでしょうか?
はたまた歴戦の疲労によるけがを隠しているのでしょうか?
エースなので当然ですが、このキャバリアーズの命運を決めるのは彼の今後次第でしょう。
ピストンズは、前期奇跡の躍進を遂げた一方で、明らかなマンパワー不足で敗退してしまいました。
そこからメンバーが特に変わらず今シーズンを迎えたので、去年よりは強いだろうけど、優勝候補ではないよなと思っていたのですが、まさかのレギュラーシーズン堂々の一位!
人間って成長するんだなぁと痛感しました。
とはいえプレーオフとなると話は変わってくるのではないかと見ていたら、ようやく本来の期待されていた姿を見せ始めたマジックを相手に大苦戦。正直ここで消えるのではないかと思っていました。
ところが、マジックのほうが急激な変化に耐えられなかったのか自壊をはじめ、ピストンズのエースカニングハムの覚醒と、機能不全に陥ったシステムの再構築を間に合わせて大逆転勝利を決めました。
この試練を乗り越えたことによって、いよいよ優勝候補チームに覚醒した感があります。
人生万事「塞翁が馬」ですね!
急降下からV字回復途上の大企業キャバリアーズと急成長中のユニコーン企業ピストンズの対決、軍配が上がるのは一体どちらになるんでしょうか。