#釜山 #ソウル #千ベロ旅行 第四日 | Gon のあれこれ

Gon のあれこれ

読後感、好きな太極拳、映画や展覧会の鑑賞、それに政治、ジャーナリズムについて、思いついた時に綴ります。

今日はソウルへの移動日であるがホテル発が9時頃なのでフィットネスは6時開始。ウオーキングマシンはGALA製でファンがついていて心地よい。

筋トレマシンは米国のHOLST製。

ひととおり使用して後いつものウオームアップ。韓国人のカップルが来場。

今日は崔氏56式と五行拳の慢練。床がフローリングで滑りにくく足がふらつく。結局体重移動に伴う軸がきちっと出来ていないからなのであるが、それに気づいてからは少し改善する。

ホテルのダイニングで朝食後チェックアウトして出発。

フロントの男子スタッフに、新幹線のレール、車両運行サービス会社の分離経営をしているのではないか、と確認するがあいまいな答え。

となりの女子スタッフがその通りです、と言う。

レストランでもなんとなく女性がリードしている風で、男はマッチョコンプレックスだが女性が案外強いのかもしれない。まあ推測の域を出ないが。

その運行会社はKTXとSRTだが両社の合同の運行表が無いのが不便だ。

 

地下鉄もそうだが新幹線は広軌で一等車は1プラス2席で日本のグリーン車よりゆとりがあり、リクライニングも座席が前に滑る仕組みなので席を倒して後ろの人に迷惑をかけることが無い。

ソウルまで二時間強。料金は特急券込みで9000円弱。

韓国は地下鉄、タクシーともに公共交通機関の料金が安い。

移動が増えればGDPも増加する。賢明なやり方だ。

ソウル駅まで3800ウオン。あまり近間で気の毒な気がしたのでチップに1200ウオン。運転手は却って恐縮していたが、足しても日本では初乗り運賃程度。

 

ソウル駅到着後ホテルへタクシーで。

チェックインは14時で、二時間余りある。ベルにスーツケースを預け、フロントで現地ツアーの連絡依頼をする。

日本語ガイドのツアーは相当に値段が高くなる。しかも最低運行人数は2名で、一名で申し込むと、二名分の料金を取るケース、つまり他に予約者が居ない、と言うことでもあるが、慶州、ソウル市内、扶余(百済)などへいくツアーは軒並み催行中止である。まあ催行側の悪循環でもあるが。

結局ソウル市内は自分で行くこととして、扶余行きのツアーをホテルチェックイン後部屋でネットを通じて申し込みをした後、4時ごろに世界遺産昌徳宮に地下鉄を利用して出かける。

同宮は徳川よりやや古く始まって500年近く続いた長命の李王朝の宮殿である

李朝は朱子学を国学とした王朝で、新羅や高麗は仏教であるから、かなり異質で、それが建物のあり方に出ている。

朱子学と言えば、王宗岳(生年など不詳)の書いた太極拳論は朱子学が根本にある。

韓国の国旗は「太極旗」で、その四隅に易の乾坤などを配している。

自然の理、人倫の理を究明して政治に生かす、一種の哲人政治。

建物の配置や建築にそれを生かそうとする分、隙のない緊張感が漂う。

 

入門とは違う出口に出て方向感に誤りが生じ、結果90度違う方向に向かう。

すれ違った若い女性の二人連れに地下鉄の駅を聞くと、スマホで検索して教えてくれる。旅行にスマホとWifiの持ち歩きが必要になった時代を痛感。

帰りの地下鉄で二度も席を譲られた。いかにも旅行者らしい身なりか、くたびれた様子からか、、、しかし若い人に譲られるのは一面気持ちがいい。

 

ホテル帰着後、いろいろ探したが結局ホテル近くの韓料理屋で豚の腸詰めが入った鍋にご飯を入れて食べる。結構旨い。

おなかがくちくなって眠くなり、書きかけになったブログを翌朝、朝食後に書き足してアップする次第。