「昔は仕事を頑張るなって言われたんですよ。頑張るって事は無理をする事だから、

仕事で無理をしちゃダメだって言われたんですよ」そんな話を聞きました。

「仕事を頑張るな」

無理して仕事をする必要はないんだ。自分ができることをやればいいんだ。

仕事で失敗したり、思ったように出来なくて落ち込んでいる時に

「頑張らなくていいんだよ」なんて言われたら・・・。

こんな言葉を鵜呑みにする輩はとても素敵な社畜になれるでしょう。

従順な社畜を作る為のとても素晴らしい言葉だと思います。(笑)

 

「仕事」って何なんですかね?

 

私はグラフィックデザイナーという「仕事」を通じて自分の成長を実感しました。

デザインのレベルアップのために色々なものを見たり聞いたり、

取材で自分が知らない世界の話を聞いて、さらに深く勉強したり。

「仕事」をする事で自分の成長を感じていたので、

多少の無理はほとんど気になりませんでした。

20代前半にいたデザイン会社は初日から3日連続で泊まりだったし、

旅行パンフレットのレイアウトで一週間地下室に監禁されたり、30代の時には

一週間で睡眠時間計8時間とか、三日連続で倒れて救急車で運ばれたりしてました。

(笑)

ま~、そこまではする必要はありませんが、ど〜せ「仕事」をするなら、

それくらい夢中になれる「仕事」を選ぶべきかな?と思います。

 

私は会社の為に仕事をしたことはないかもしれません。

全て「自分を成長させる術」だと思っています。

自分を成長させる事が会社の為(仕事)になるのが正しい雇用だと思っています。

「頑張る」のは自分の為であって、会社の為ではない。

今の仕事は自分のスキルを100%活かせてはいないのですが、

自分がフリーになった時にエクセルをちゃんと使えたり、

商品を売る為のノウハウを身に付ける為の勉強をしようと思っています。

 

私の友人で「仕事」を「志事」という人がいます。

私の「志事」は陶芸かな?って思います。

仕える為の「仕事」は頑張る必要はないと思いますが、

志を持った「志事」は頑張るべきだと思います。

 

「現状維持」って、時の流れの中では「後退」なのです。

伝統工芸も同じことだけやっていたのでは「伝統の継承」にはならないのです。

継承した技術で新しい事にチャレンジすることが「伝統の継承」だと言われました。

「現状維持」の為には無理をする必要があります。頑張る必要があると思います。

自分を成長させる為にはもっと頑張らなきゃ新しい自分を見つけ出す事はできません。

わたしの「志」は還暦(あと4年)で会社を辞めて、

陶芸とグラフィックデザイナーのスキルだけでフリーになる事です。

その為にも、還暦までに受賞歴を重ねて自分に自信を持たせたいと思っています。

「志事」の為に死に物狂いで頑張ろうと思っています。

 

※写真は「第67回 日本伝統位工芸展」入選作品です