今日は会社を休んでギャラリートークに参加してきました。

二年連続でトップバッターでしたが、今回は中盤でした。

識者の先生からの厳しい意見を期待していたのですが、

思ったよりいい評価をいただきました。


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まずは三年連続で出品しているドジョウです。

こちらはいつものドジョウとは描き方を変え、シルエット的な表現をしましたが、

それでも「動きが止まっている」「考えて描き過ぎ」といわれました。

あと、「もうドジョウは見なくても描けるでしょ。だからもっと描き込もうとしちゃう」

とも言われました。

これでもだいぶ濃淡を付けて描き込まないように意識したのですが、

それでも第三者の目から見ると描き込んでいるように見えるようです。

ドジョウが悪いのではなく、これをもっとシンプル且つ動きを感じさせるレベルで

今より突き抜けた作品ができるといい。と言われました。

自分でイメージはできていますが、その表現はメチャクチャ厳しいです。

ま、ドジョウは難しい分だけやり甲斐はあるので、期待に応えてみたいと思っています。

あと、カタチに関しては

「立ち上がりはまぁいい。でも、口の造りがダメ。スパンと切れ過ぎてる。
 もっと、この先が見えるような口を造って伸びやかさを感じさせないとダメ」

と言われました。

あと、「化粧掛けが生かされていない」と言われました。

うんうん、自分でも感じていた事をズバッと言われました。

今回言われた事を意識しながら、さらにドジョウを磨きたいと思います。




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こちらは初出品のムツゴロウです。

「ムツゴロウ、いいですね。ドジョウよりこっちの方が楽しく作ってるでしょ」

って言われました。

「白と黒のコントラストがいい。ドジョウの刷毛目より刷毛目が活きてる」

そのあと、中心の黒丸について聞きました。

S野先生には「唐突過ぎ。描くなら刷毛目を活かすかカタチを柔らかくした方がいい」

って言われていたのですが、「黒丸はいいと思いますよ」って言われました。

作品の見方は人それぞれですが、自分がやりたい事をやった方がいいのかも。

そのあと

「後付けになるかもしれないけど、汝窯の器で白と黒の作品があるんです。
 それを意識して作ったんじゃないかもしれないけど、自分の作品が過去のモノに
 似ているなら、それを勉強してみるのもいいと思います。
 魚を描いた作品もあるから是非勉強してみてください」

と言われました。

早速ネットで探してみたのですが見つかったのは一点だけでした。

でも、雰囲気は分かりました。

過去の作品を真似るのではなく、自分の作品に取り入れるという言葉も解りました。

汝窯の白黒の作品の質感を取り入れられると、また雰囲気が違うかもしれません。



ギャラリートークの後、懇親会の帰り際に挨拶をすると、

「ムツゴロウ、いいですよ。モチーフとしてはドジョウよりいい。
 鉢のカタチは高台をあんなに狭くする必要はない。
 基本的には今の形でいいけど、もう少し立てて全体を見せた方がいい」

と言われました。

う~ん、カタチはあまり良くないと思っていたのですが、そうでもないようです。

高台を広くして、もう少し厚みを持たせてドッシリ感を出してもいいような事を言われました。

K谷先生へのアドバイスの中で「口に強さを持たせた方がいい」って言っていました。

これは、僕の作品にも同じ事が言えます。

K谷先生の鉢のカタチを手本にしてムツゴロウを発展させたいと思います。

そう言えば、H渡さんにも「ロクロ、昔はすごく下手だったけど、最近良くなってきたよね」

なんて言われました。なんとか成長はしているのかな? 嬉しい事です。

ムツゴロウは別のカタチも考えているので、菊池や本展でチャレンジしてみようかな?

う~ん、今回のドジョウのカタチでムツゴロウってのもアリかな?

ああ、造るのが楽しみになってきました。



今回は他のメンバーに「とにかく作って結果を見なきゃ次に進めない」って言ってました。

その中での失敗が新しい表現に繋がる。

徳田八十吉さんを例に出し、「あの作品はテニスに夢中になって窯の温度が上がり過ぎて釉が

流れた失敗作を見て『美しい』と感じた人だから人間国宝になれたんです」と言っていました。

他にもいろいろな話を聞かせてもらいましたが、ここには書き切れません。

やはり、識者の先生に直接アドバイスをもらえるなんて滅多にない機会ですからね。

今回は今後の作陶の方向性を決める事を意識した作品チョイスをしたのですが、

思っていた以上の収穫がありました。

なんか、ポンと背中を押された気分です。

毎年、もう三回作品を見てもらっていますが、来年はもっといい作品を作ります。

その先は、「良くなった」とお褒めの言葉をいただき、「ちょっとマンネリかな?」と貶され、

「壁を超えたね」という言葉をもらい、成長する姿を見てもらいたいです。

とにかく、頑張って作り続けます!!!