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K谷先生の陶房に行ってきました。

午前11時過ぎに到着。

作品を見てもらって、お昼前にはおいとまするつもりでしたが、

お昼ごはんもご馳走になって、午後3時過ぎまでいました。

(苦笑)



まずは、半磁器と刷毛目の作品を見てもらいました。

パッと作品を見て「刷毛目の方が雰囲気あっていいね」って言ってもらえました。

ドジョウも刷毛目の描き方の方がいいって言ってもらえました。

が、

「口のつくりが甘い」と言われ、今回は半磁器を『東日本』に出品することにしました。


刷毛目の評価は、

・雰囲気はいいけれど、口のつくりが甘い!
・刷毛目の入れ方がイマイチ。もっと白い部分が残るように気を使うこと!!!
 白い部分が少なすぎてマダラっぽく見えるので汚い感じがする。
・ドジョウの描き方は刷毛目の方がいい。腹の辺りを白く残して細い線を活かす。
 ドジョウの濃淡をつけて、遠近感を感じさせる。
・あと、2匹くらいドジョウを増やした方が器に変化が出てくる。
・カタチは半磁器より、これくらいの深さがあった方が絵にも変化が出る。
 半磁器はちょっとフラット過ぎるかな?
・裏底に土が見えているのは汚い。しっかり釉薬をかけること。


半磁器の評価は、

・カタチが良くなった。
・刷毛目と比べると半磁器の白さが物足りなさを感じる。
・ドジョウを描き込み過ぎていてリアルさを感じる→刷毛目の方がいい(デフォルメしている)
・裏がガタガタしてるから、ちゃんと削るように。



K谷先生には「2点出してみれば?」と言われましたが、

比較されると両方落ちる可能性がある(昨年の二の舞)ので1点に絞りました。

そ~すると、やはり雰囲気よりもカタチがいい方を選ぶことになります。

でも、今回はK谷先生に「刷毛目の方がいい」って言われて嬉しかったです。

ドジョウは、器のカタチ(口つくり)と刷毛目を丁寧に仕上げ、

赤土+刷毛目で作品づくりを続けて行こうと思います~♪



『東日本』に出品する作品が決まったあと、例の『オオサンショウウオ』を見せました。

「うわぁ~、これはダメだよ。ちょっと他の人に見てもらおうよ」と言われ、

生徒の前で「これは先に気持ち悪さを感じるからダメだよ」と、とどめを刺されました。

(苦笑)

やはり、「ドット」が気持ち悪さを感じさせるようです。

でも、生徒さんには「見慣れると目や手がかわいい」って言われました。

K谷先生にも「モチーフはいいんだけど、ドットが・・・」と言われた上で、

・先に薄く黒呉須を塗って、それからドットを入れた方がいい。(目立たなくする)
 薄く塗る際に立体感を出すように調整する。
・全体にドットが入っているので、私の特徴である細い線が活きていない。
 白い部分を作って線でカタチを表現。(ドジョウの描き方と同じ)
・リアルさがあるから、もう少しデフォルメした方がいい。

とのアドバイスをもらいました。

「目や手がかわいい」って言われた感覚を活かしながら、気持ち悪さを排除して、

『オオサンショウウオ』を作っていきたいと思います。

「なぜドットなの?」と言われると、見る人を驚かせたかったからです。

だから、その部分だけは残しながら、気持ち悪さを排除させていきたいです。




K谷先生に作品を見せたら「よくこんな細い線が描けるよね」って言われました。

これは以前からK谷先生に言われている言葉です。

刷毛目を作る際に、K谷先生には「細い線を活かすなら半磁器の方がいい」

と言われていましたが、刷毛目でも「線は活きてる」って言ってもらえました。

(笑)

私にとって、細い線を描くのはそんなにスゴイ事ではありません。

デザイナー時代は普段使うペンは0.1mmを使っていましたし、

高校時代のイラストはほとんど0.25mmのロットリングを使って描いていました。

確かに、陶芸の世界では細い線で絵を描く作家はほとんどいないのですが、

それが、そんなに高い評価を受けるとは思ってもいなかったです。

レベルの高い人に作品を見てもらい、評価を受ける事で自分の武器を見出せると思います。

みんな、どんな人でもひとつはいいモノを持っているはずなのですが、

それを見出せるかどうかが人生の分かれ目です。

「いいモノを持っていたのにね」と言われた時点ですでに過去。

『無』でしかありません。

多分『いいモノ』って、自分では当たり前過ぎて見出せない事が多いのだと思います。

それを見出すためには、いい先生やいい仲間と出会う事だと思います。

その人たちの言葉を信じて、どこまでそれを続けられるかです。

本当に成功できる人って、バカみたいに続けられる才能を持った人たちです。

好きな事なら誰でも続けられると思うでしょうが、

それをどんな環境でも、どんな状況ででも続けるってすごく大変な事です。

それで挫折した人って、この世の中には数え切れないほどいるはずです。

『何があっても諦めずに続けられること』

これが全てにおいて、成功する人の才能だと思います。

デザインなんかやっていると、こ~ゆ~才能は持ち合わせていないんですよね。

デザインはクライアントに合わせて感覚を自由自在に変化させる才能が必要ですから。

でも、陶芸に対してはバカみたいに『細い線』にこだわってみたいと思います。

大鉢にドジョウを描くのが飽きたら、器のカタチを変えてみます。

ドジョウに飽きたら、フグやオオサンショウウオを描いて、またドジョウに戻ります。

そして、『細い線』が描けなくなるまで描き続けてみます!!!



年末に地元の名古屋で中学時代の友人に私の作品を見せたら、

「これ、ゴンタの絵だよ。ゴンタが中学時代に描いてたイラストとタッチが一緒だよ」

って言われました。

自分が持っている『いいモノ』って、子供時代から当たり前にやっている事だと思います。

無意識の子供時代を振り返ってみると、最強の自分の武器が見つかると思います。