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今日はK谷先生の『伝統文化ポーラ賞受賞記念祝賀会』に出席しました。

受付に行くと、私がデザインした『T葉会展』のハガキが出来上がっていました。

ちょっと写真のクスミが気になりましたが、重厚感が感じられて良かったかも?

U瀧夫人に「紙が和紙っぽい感じでいいわ!」って言われたのですが、

紙にはしっかりこだわり、ヴァンヌーボーの225kgを使いました。

matsuya時代によく使ったこの紙は、質感が良くてインクの乗りがとてもいいのです。

値段は高いのですが、それだけの価値はあると思います。

あと、印刷はオンデマンドじゃなくてオフセット印刷を指定しました。

そのおかげで、印刷のクオリティは満足できました。



会場はホテルで、中華料理のパーティでした。

料理は「ヘルシー中華?」って感じでしたが、とても美味しかったです。

今日はビールを飲んだあと、紹興酒ばかり飲んでいました。



同じ円卓になったI戸川さんに

「東日本はすみませんでした。審査員なのに持ち上げられなくて」って言われました。

カタチは違うし、素材と質感を変えたつもりでいましたが、

同じモチーフだったのが良くなかったようです。

作品を2点出すのはいいけど、微妙な判断を審査に求めたのが悪い印象を与えたようです。

2点出す場合は現状の表現と、もう1点は次にやりたい全く別の表現を出すべきだそうです。

「ドジョウの作品はいいから自信を持ってください」って言われたのは嬉しかったです。

円卓のトイ面に座っていたH渡さんに

「おめでとうございます。今回受賞してたね」って言われて嬉しかったです。

昨年『めし碗グランプリ展』でグランプリを受賞したH渡さんも今回は選外。

「続けて入賞するのは厳しいよ。前にも入賞してたからすごいね」って言われて嬉しかったです。

帰り際に秋の本展の審査員のK澤先生に「ドジョウは描いてるの?」って聞かれました。

今年一年は伝統工芸系に『ドジョウ』を出品していないので・・・。(苦笑)

取り敢えず、『めし碗グランプリ展』で受賞したことを話すと喜んでくれました。

そのあと、「ドジョウもいいから描き続けてね」って言われました。

I戸川さんにもK澤先生にもいいって言われたから、もっと『ドジョウ』を描いてみます。



K谷先生の今回の受賞は『鉄絵銅彩の制作・伝承』でした。

その中には工芸会や千葉県美術会での活動や、後進育成のために作った『T葉会』から

毎年全国区の公募展の受賞者を輩出したことが認められて優秀賞を受賞されたそうです。

今回の受賞パーティで何回か聞いた言葉は『自分が作りたいものを作る』でした。

審査員とか他人のご機嫌伺いをしてもいい作品なんて作れないんですよね。

結局は自分が作りたいものを作ってなきゃ、いい作品なんて出来っこないってことです。

自分自身がその時点で出来る最高の作品を作り続ければ、評価されるようです。

あと、K谷先生のスゴイところは77歳にして新しい技法にチャレンジし続ける姿勢です。

50年以上陶芸を続けて、さらに新しい表現を追求する姿勢は尊敬に値します。

私も『T葉会』に所属するからには、K谷先生の意志を伝承したいと思います。



写真はK谷先生直筆の色紙です。

受付でクジをひいて、その番号の色紙を参加者みんながもらいました。

『名月時至 清風自来』

北宋時代の儒学者司馬馬光の故事成語で、

清々しい風は自らやって来る、正しい行いをしていれば必ずいつか報われる

という意味だそうです。

清風がやって来るために、心に曇りがなく粛々とした生き方をしているか。

満月と新月を繰り返し、年に一度の名月を心豊かに迎えられる生き方ができたか。

を問いかける言葉であるという解釈もあるそうです。

みんなに渡った言葉は、意外とその人に合った言葉でした。

私に必要な言葉として、心に残していきます。