
今日は日本橋T島屋へ『T美展』のレセプション&懇親会に参加してきました。
午前11時45分頃T島屋に到着し、まずは前の会社の人たちと昼食。
みんな会社を辞めた人たちなので、近況報告をしながら昔話。
思い返してみると、やはり◯越のochouba通信の経験はすごかったと思います。
2億円の懐中時計を間近で見たり、世界の最高水準の商品を見てきた10年間は
一般の人ではなかなか経験のできない世界だったと思います。
その経験があったからこそ、今の私があるんだなって、しみじみ感じました。
昼食後、みんな解散するかと思ったら一緒に会場へ行き、作品説明を聞いていました。
作品説明のあと、わざわざ私の作品を見に来てくれた元会社の上司や同僚にお礼をして解散。
表彰式が終わってレセプションが始まる頃、審査員の先生やT葉会のメンバーに挨拶。
初めて象嵌のsaeki先生と話をしました。
「T美展に入選したなら一人前の陶芸作家だよ。頑張って!」って励ましてくれました。
その後、T葉会のメンバーと一緒にmaeda masahiro先生の話を聞きました。
「ロクロなんか大まかに作って、あとは削ればいいんだよ」
「削って手を掛けたほうが作品に気持ちを込められるからいい」
「素焼きの前に削って、素焼きのあとにもヤスリで削ればいい」
maeda先生は磁器の作家ですが、陶土も削ればいいと言って美濃の作家を紹介してくれました。
陶土を使ってそぎ落としをやっている作家は、
「乾燥の前にそぎ落としをやると収縮でラインが歪むから、それを読んで削る」って言ってました。
もう一人の稜線を削り出す作家は
「美濃の土は収縮率が10%未満でいいけど、作る時には粘土にヒビが入りやすいから
あとから削りやすいように土をブレンドしてる」って言ってました。
レセプションが終わって、懇親会の会場へ移動する時、
sudouさんとazumaさんは同じ工房で、同じような質感の作品を作っているのですが、
微妙に作業が違って、粘土の質も違うから、一台しかない土練機を使う時は洗って使うそうです。
みなさんの作品の裏に隠された話を聞くと、すごく勉強になります。
あ、そうそう。会場で「ゴンタさんですよね?」という方に2人会いました。
一人はS野陶房で一緒に陶芸をやっていたkabukoさんのお友達のtaharaさん。
kabukoさんは旦那さんの転勤で今は九州にいますが、女流陶芸展の会員仲間だそうです。
kabukoさんの陶芸仲間に会えるなんてビックリしました~♪
もう一人は、笠間のアマチュア陶芸展を主催している会社の部長さんで、
昨年、私の作品を假屋崎さんのイベントで使う際に私へ電話をしてきた方でした。
「電話でお話しさせていただきましたが、お会いするのは初めてです」
「ドジョウが入選していたので、ぜひ会いたかった」って言ってくれました。
お二人とも初めて会ったのに、何か不思議な感じでした。(笑)
懇親会の会場はカラオケボックスだったのですが、飲み放題で料理も美味しかったです。
遅れて行くと、先ほど知り合ったsaitouさんが真ん中のテーブルでぽつんと一人。
せっかくなので、私の知り合いの作家と同じテーブルで・・・と思いましたがどこも満席。
仕方なく二人で座っていると、会場で最後に私の作品を見てもらった四代tokuda八十吉さんが
私たち二人のいるテーブルに座りました。
2010年、◯越で四代を襲名した八十吉さんとお会いした時のイメージと違い、
物事をハキハキ言う気さくで素敵な女性で、55歳とは思えないくらい綺麗でした~♪
saitouさんは八十吉さんのファンだったらしく、終始デレデレでした。(苦笑)
金沢の方なので、私の高校の恩師であるkuse先生のことを聞いたら
「九谷焼技術研究所の時教えてもらったわ~。もう30年前よ、30年前」なんて言ってました。
kuse先生、やっぱり陶芸界では有名ですね。いつも話のネタにさせてもらってます。(笑)
少し落ち着いたところで、四代を襲名した頃の話を聞きました。
作品に対する想いと、三代の青ではなく、紫を選んだ訳。
季節の移り変わりを表現し、そこに込められた四代としての意思・・・。
今回は四代八十吉さんとじっくり話せたことがすごく勉強になりました!!!
T葉会のiguchiさんが八十吉さんのお父様が亡くなられた頃の様子を知っていて、
「あの子、あの頃に比べたら本当に強くなったわ~」って言ってました。
あと、iguchさんとは陶芸教室の不満な話や、審査の裏側の話も聞きました。
ここには書けないような話もいろいろ・・・。(苦笑)
宴もたけなわ、懇親会は終了。
カラオケボックスの前で実行委員であるkoyama先生と話しました。
まずは「ドジョウ10万円って安くないですか?箱代でほとんど飛んじゃうでしょ」といわれ、
「K谷先生にまずは安くして買ってもらえるように」って言われた話をしました。
あと、「T美展は東日本と違って全国規模だから、集まる作家も違って面白い」って言ってました。
別れ際、「また伝統工芸展で会えるように入選目指して頑張ります!」って言ったら、
「じゃ、すぐ会えますね。これから年に3回は会えますね」って言ってくれました。
東日本、T美展、秋の本展。次回は一番難関な秋の本展です。
やはり、これくらい高いレベルの人たちとは何度も会って、やる気をもらいたいです。
『T美展』は4回目にして、急激にレベルアップしてきた公募展です。
本当にレベルは高いと思うので、来年は落とされないように頑張ります!!!
みなさんと別れる時に「次は伝統工芸展で会いましょう」って言ってきました。
八十吉さんも「落とされないように頑張ろうね!」って言ってくれました。
秋の本展は、有名どころの先生たちでさえ落とされる公募展ですが、
臆することなく、マジに入選目指して頑張りたいと思います!!!
また、この人たちと会うために・・・。