イメージ 1

 
10月の焼成、まずは『染付泥鰌文鉢』の最新作から。

黒呉須の感覚も、施釉の感覚も、いい感じに仕上がりました。

口の作りも、カタチも、いい感じに仕上がったと思います。

S野先生にも「今までの中で一番いいカタチだね」と言われました。が、


「器のカタチが良くなってくると、ドジョウがいいのか疑問になってくる。
 ロクロが下手な時のカタチの方がドジョウが合ってるような気がする」


って言われました。

確かにそれはあると思います。

カタチが良くなった分、ロクロ目や微妙なラインのブレが気になります。

逆に、ロクロ目を敢えて残すという手もありますが、

それらの欠点を直して、ドンドン美しく洗練されたカタチを求めると、

そこにドジョウがいるのが不自然に感じられるようになるかもしれません。

この解決策としては、


1)ドジョウがいても自然に感じられるような、美しいカタチの器を作る

2)土の質感を変えて、ドジョウが似合う器を作る

3)洗練されたカタチに似合うよう、ドジョウのタッチをシャープにする


の3点かな?と思います。

現在、1)と2)はテストピースを製作中です。

いろいろチャレンジして、更に『染付泥鰌文鉢』を成長させます!!!





イメージ 2

 
続いて、

今回初挑戦した『黒呉須+マット釉』の、染付チビ泥鰌文鉢です。

裏側にも、ぐるっとドジョウがいます。

半磁器土+マット釉の質感はなかなか良い仕上がりです。

気になっていた黒呉須は、石灰透明釉だと「茶色」になるのですが、

マット釉だと、酸化焼成に近い感じの「黒」になります。

う~ん、いい質感だし、黒呉須の色も悪くはないのですが・・・

染付泥鰌文鉢』の場合は、石灰透明釉の方がいいような気がします。

大鉢ではなく、写真のような小さめの鉢や小物にはいいと思います。

「使うこと」を考えると、マット釉の方が手触り感がいいと思います。





イメージ 3

 
最後は、

半磁器土+黒呉須+マット釉』のタコの杯です。

タコはリアルに描いてアウトラインを取り、ドットの濃淡で仕上げました。

同居人には、「今までのタコの中で一番いい」と言われました。

私としては30分くらいで無理やり仕上げたのでイマイチかな?

と思っていましたが、「いい」って言われると嬉しいです。

タコとか、大きな水棲生物を描く場合は『黒呉須+マット釉』でもいいかも?

取り敢えず、半磁器土+黒呉須+マット釉』のテストピースは成功です。

更に、この質感や黒呉須の発色を生かすモチーフを探してみます。