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まずは、今回の焼き上がりの中で一番気に入った作品です。

半磁器土に古代呉須で絵付けをし、石灰透明釉を掛けた作品です。

『カワハギのぐい呑み』と『フクのカップ』です。

2点とも還元焼成です。

特に『フク』は、古代呉須の発色が良く、ボケ足もすごくいい感じで、

石灰透明釉のしっとりとした質感がすごく気に入りました。

先生には

「絵は古典的な描き方なのに、カタチが近代的だから不思議な感じがする」

と言われました。(喜)

カワハギの裏には2匹のヒトデ、フクは左側にもう一匹います。





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こちらも同じく、

半磁器土に古代呉須で絵付けをし、石灰透明釉を掛けた作品です。

素地の色の違いが分かるでしょうか?

左の『桜カップ』が酸化焼成で、右の『天使魚カップ』が還元焼成です。

やはり、呉須の発色は素地がグレーっぽくなる還元の方がいいです。

でも、酸化焼成でも思ったより呉須の青味が出ました。

素地の肌合いを優先するなら、酸化焼成でもいいかもしれません。

ただ、この2点は両方とも呉須が薄かったようです。

今度から絵付けをする時は、呉須の濃度に気を付けたいと思います。





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3月のグループ展の主力に考えている作品がこれです。

半磁器を彫り、土灰透明釉+海碧を下から上にグラデーションをつけながら施釉。

口元には土灰透明釉を濃い目に掛け、グリーンっぽい釉溜まりを作りました。

内側に流れた釉薬が途中で止まり、グリーンの釉溜まりが出来ててキレイです。

すべて還元焼成です。

ただ、この作品は手間が掛かる事の他に、歩留まりが悪いのが難点です。

釉薬を厚く掛けるので、釉が流れる可能性が高いのです。

左の『オウムガイ』と、右の『バラクーダー』はギリギリ大丈夫でしたが、

中央の『オウムガイ』は釉が流れてしまい、売り物にはなりませんでした。(泣)

この釉の流れを抑える為には、

「底から1センチくらいのところまで撥水剤を塗るといい」って言われました。

次回は、この点を注意して施釉したいと思います。

先生には「この『オウムガイ』いいね!」って言われました。(喜)

このデザインのカップは、ビールや冷たい飲み物が合うかもしれませんね!!!

ちなみに、『オウムガイ』はひとつのカップに2匹います。

『バラクーダー』は7匹います~♪





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こちらも上と同じ半磁器を彫った作品ですが、青磁釉をベースに掛けています。

左の『カワハギのぐい呑み』と『フクのカップ』は、

青磁釉を霧吹きで吹き付けたあと、土灰透明釉も吹き付けています。

施釉の記録によると、

右の『フクのぐい呑み』は、青磁釉を単味で掛けているはずなのですが・・・。

あまり変わらない感じがします。(苦笑)

こちらのカップは、ビールよりも焼酎のお湯割りが合うかもしれません。

ぐい呑みなど、酒器の場合は『食べられる魚』がいいみたいですね!!!

上の『オウムガイ』や『バラクーダー』と同じく、半磁器を彫った作品ですが、

和風な図柄なので釉薬を変えてみました。

このカタチに、和テイストな図案と釉薬も不思議な感じの組み合わせでいいかも?

今後は、その辺りを意識して創ってみてもいいかもしれません。





まだまだ続くので、一旦ここら辺で区切りたいと思います。

引き続き、『今回の成果02』をご覧ください~♪