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汲み出しのひき方を指導していただいたあと、

湯呑みのひき方を見てもらおう・・・と思ったら、

21時20分の新幹線に乗らなくちゃ行けないから

と言って、蕎麦を食べに行ってしまいました~♪

(苦笑)

その前に「基本は汲み出しと同じ『お化け』ね」と言われたので、

手の動きと、底の角を意識しながら、

垂直になるようひいたつもりだったのですが、

やはり、口が少し開いていました。



T口先生が戻ったので、その間にひいたものを見てもらいました

「ひく時は真っ直ぐじゃなくて台形になるよう意識した方がいい。
 広がったら、口を極端にすぼめて台形にひく。
 腰の粘土は残して、あとで削った方が存在感が出る。
 だから、無理して腰の粘土を取る必要はない」

と言われました。

言われた事を意識しながら、手は『お化け』。

それでひいた湯呑みは、T口先生に褒められました。

「いい感じで伸びてるね。指の使い方もいいよ」と。

ま、T口先生は褒めて伸ばすタイプだそうですので・・・。

(苦笑)



ひき終えた湯呑みを割って見てもらうと、

「基本的にOKだけど、欲を言えば角をもっと取った方がいい。
 角を取る事によって、内側が広く見えるから、それを意識する事。
 湯呑みの中に宇宙の広がりを感じるような作品が理想だね」

と言われました。

今までの特訓では、単純に真っ直ぐにひく事や、

内側を丸くする事だけを言われてきましたが、

それは、T口先生からの指導を受け入れ易いように、

基本的な指導しかしてこなかったと言われました。

でも、そのおかげで、

そこにT口先生の感覚が加わる事によって、一段上の世界に行けた気分です。



最後に、T口先生は私のひいた湯呑みを指差して

「ほら、轆轤目がなくてキレイにひけるようになったじゃない。
 前にひいた汲み出しや湯呑みなんか比べ物にならないよ。
 この短時間ですごく上達したね」

って言ってくれました。

最初に、前回ひいた汲み出しと湯呑みをT口先生に見せていたのですが、

それと比べたら・・・、全然違いました。

これだけ違いが明確に分かると嬉しいですね。

なんだか、もっともっと轆轤が好きになってきました~♪



T口先生は、すごくマメで、話し好きで、素敵な先生です。

「黄瀬戸の場合はもっと広がりを強調するんだよ」と言って、

すぐに本を持ってきて、写真で言葉の意味を理解させてくれたりしました。

私に初めて轆轤をひいて見せてくれた

人間国宝のK藤唐九郎先生に雰囲気が似ています。

今度は8月にいらっしゃるそうなので、それまでにしっかり特訓を続けて

次回はいろいろな質問をしてみたいと思います。